作業環境測定士試験 過去問解説

鉛およびその化合物(アルキル鉛を除く)

金属類・物質別まとめ・過去12回中12回、問題に登場

測定方法(捕集法-分析法)

方法捕集前処理・抽出・発色分析(装置・波長)参照
ろ過捕集法-吸光光度分析法 グラスファイバーフィルター(ろ過捕集) 酸で処理→弱アルカリ性でジチゾンと反応(赤色のキレート)→ベンゼンで抽出(単色法) 吸光光度分析 p.157〜163
ろ過捕集法-吸光光度分析法 グラスファイバーフィルター(ろ過捕集) 酸で処理→弱アルカリ性でジチゾンと反応(赤色のキレート)→クロロホルムで抽出(混色法) 吸光光度分析 p.163〜168
ろ過捕集法-原子吸光分析法 グラスファイバーフィルター(ろ過捕集) 酸で処理(水溶液のまま) フレーム原子吸光分析 p.168〜173
ろ過捕集法-電気加熱式原子吸光分析法 グラスファイバーフィルター(ろ過捕集) 酸で処理(水溶液のまま) 電気加熱式原子吸光分析 p.173〜182
ろ過捕集法-電気加熱式原子吸光分析法 グラスファイバーフィルター(ろ過捕集) 酸で処理→キレート剤と有機溶媒で抽出・濃縮 電気加熱式原子吸光分析 p.182〜186
ろ過捕集法-誘導結合プラズマ原子発光分析法 ろ過捕集 酸で処理 ICP-AES p.186〜187
ろ過捕集法-誘導結合プラズマ質量分析法 ろ過捕集 酸で処理 ICP-MS p.187〜188

出典:『ガイドブック4 金属類』の物質別各論(各方法の「原理」の項)。本文で確認して、書き直したものです。詳しい条件(流量・採取時間・試薬の濃度など)は、ページで確認してください。

この物質が登場した過去問(40問・12回)

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 金属類 失点やむなしD初見

問9

次の金属のうち、常温、常圧で最も密度が小さいものはどれか。

  1. (1)鉛
  2. (2)水銀
  3. (3)ベリリウム
  4. (4)カドミウム
  5. (5)クロム

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問17

作業環境空気中の鉛の分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)フレーム原子吸光分析法において、鉄が多量に存在する場合は、鉛の分析値にプラスの影響を及ぼす。
  2. (2)電気加熱原子化原子吸光分析法では、灰化温度が高くとれないため、共存物質の影響を受けやすい。
  3. (3)誘導結合プラズマ発光分析法において、鉄が多量に存在する場合は、鉛の分析値にプラスの影響を及ぼす。
  4. (4)誘導結合プラズマ発光分析法において、試料捕集にグラスファイバーフィルターを用いた場合、酸処理後もフィルター繊維が残るため、分析装置に導入する前にろ過する必要がある。
  5. (5)原子吸光分析法において、鉛錯体を MIBKに抽出した場合には、抽出後、速やかに分析を行う。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問20

作業環境中の空気を20 L・min⁻¹で10分間捕集し、フィルター上に鉛を含む粒子を捕集した後、酸抽出などの前処理を行い100 mLの試料溶液を得た。試料溶液中の鉛濃度を電気加熱原子化原子吸光分析法により測定したところ、濃度は0.08 µg・mL⁻¹ であった。作業環境空気中の鉛の濃度として、正しい値は次のうちどれか。

  1. (1)0.004 mg・m⁻³
  2. (2)0.02 mg・m⁻³
  3. (3)0.04 mg・m⁻³
  4. (4)0.2 mg・m⁻³
  5. (5)0.4 mg・m⁻³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 金属類 得点必須Aトレンド

問2

金属の化学的性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)クロムは、希硝酸に溶ける。
  2. (2)コバルトは、塩酸に溶ける。
  3. (3)カドミウムは、硝酸に溶ける。
  4. (4)鉛は、硝酸に溶ける。
  5. (5)ニッケルは、濃硝酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問16

水素化物発生原子吸光分析法によるヒ素の分析に関する次の記述の㋑から㋩までの[ ]に入る語句の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。「石英繊維フィルターに捕集した試料を硝酸と硫酸の混酸で処理し、溶液化した。その溶液に1%ヨウ化カリウム溶液と[㋑]溶液を加え30 分間静置した。この溶液を反応フラスコに移し亜鉛末懸濁液を加え試料溶液中のAs(Ⅲ)イオンを還元し[㋺]を発生させた。[㋺]をアルゴンガスとともに水素炎に送り込み 193.70 nmの[㋩]を測定した。」

㋑㋺㋩
(1)水素化ホウ素ナトリウムアルシン吸光度
(2)水素化ホウ素ナトリウムアルシン発光強度
(3)水素化ホウ素ナトリウムスチビン発光強度
(4)塩化スズ(Ⅱ)アルシン吸光度
(5)塩化スズ(Ⅱ)スチビン吸光度

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問18

電気加熱式原子吸光分析法における鉛の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)水酸化アンモニウム-過酸化水素の添加は、塩化鉛の揮発を抑制するために行う。
  2. (2)最も吸収が強い共鳴線は 217.0 nm である。
  3. (3)217.0 nm の共鳴線より 283.3 nm の共鳴線の方が S / N 比が高い。
  4. (4)共存物質が存在する場合は灰化温度を高くする。
  5. (5)原子化温度を高くすると繰り返し精度が低下する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 得点必須Aトレンド

問1

金属の化学的性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)カドミウムは、希硝酸に溶ける。
  2. (2)クロムは、濃硝酸に溶ける。
  3. (3)バナジウムは、希硝酸と過酸化水素水の混合液に溶ける。
  4. (4)マンガンは、塩酸に溶ける。
  5. (5)鉛は、硝酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 失点やむなしD初見

問2

金属化合物Ⓐとその化学式Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

ⒶⒷ
(1)過マンガン酸カリウムKMnO₄
(2)塩化カドミウムCdCl₂
(3)三酸化二ヒ素As₂O₃
(4)硝酸鉛PbNO₃
(5)クロム酸カリウムK₂CrO₄

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 得点必須S暗記で解く

問15

水素化物発生原子吸光分析法による作業環境空気中のヒ素の分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石英繊維ろ紙に捕集した試料の加熱溶解には、硝酸と硫酸の混酸を用いる。
  2. (2)試料液のヒ素を三価にする予備還元には、塩化スズ(Ⅱ)とヨウ化カリウムを用いる。
  3. (3)亜鉛粉末懸濁液は、水素化ヒ素の発生に用いる。
  4. (4)ヒ素の原子化には、空気-アセチレンフレームを用いる。
  5. (5)ヒ素の標準原液は、三酸化二ヒ素を 10 M 硝酸で溶解して調製する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問17

ろ過捕集法-溶媒抽出-原子吸光分析法による作業環境空気中の鉛の分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)鉛を MIBK に抽出するキレート剤には、DDTCのほかAPDCなどが使用できる。
  2. (2)鉛の DDTC 錯体は、弱酸性で MIBK に抽出される。
  3. (3)妨害金属元素をマスキングするために、酒石酸ナトリウム-カリウム溶液を抽出時に加える。
  4. (4)溶媒抽出法により、陰イオンなどの干渉を低減することができる。
  5. (5)MIBK 抽出液は、水層から分離した後、1時間以内に分析する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 金属類 何とか得点B暗記で解く

問20

作業環境空気中の鉛を、30 L・min⁻¹ の一定流量で 10 分間ガラス繊維ろ紙に捕集した。そのガラス繊維ろ紙を共栓試験管に入れ、2.5 mol・L⁻¹ 硝酸 50 mLで抽出した。その後、抽出液を 100 mLメスフラスコ中に吸引ろ過し、洗液を加え精製水で 100 mLに調製した。このろ液を原子吸光光度計で測定したところ、鉛濃度は 0.15 µg・mL⁻¹となった。作業環境空気中の鉛濃度として、正しい値は次のうちどれか。

  1. (1)0.010 mg・m⁻³
  2. (2)0.025 mg・m⁻³
  3. (3)0.050 mg・m⁻³
  4. (4)0.100 mg・m⁻³
  5. (5)0.150 mg・m⁻³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 金属類 失点やむなしD初見

問1

金属及び金属化合物の性質を示す次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ベリリウムは銀白色の金属であり、銅にベリリウムを添加したベリリウム銅は火花を出しにくい特徴を有している。
  2. (2)バナジウムは耐食性と耐熱性にすぐれており、ドリルなどの工具用合金に使用されている。
  3. (3)酸化クロム(Ⅵ)は、緑色で化学的に安定である。
  4. (4)インジウム酸化物は、液晶ディスプレイの透明電極材料として使用される。
  5. (5)鉛は融点が低く加工しやすい金属であり、鉛ガラスは放射線遮蔽物として使用されている。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問2

金属酸化物の酸への溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酸化コバルト(Ⅱ)は、塩酸に溶ける。
  2. (2)酸化鉛(Ⅱ)は、硝酸に溶ける。
  3. (3)酸化ニッケル(Ⅱ)は、塩酸に溶ける。
  4. (4)酸化クロム(Ⅲ)は、塩酸に溶ける。
  5. (5)酸化マンガン(Ⅳ)は、塩酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問18

作業環境空気中の鉛の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)フレーム原子吸光光度法による鉛の直接法では、酸化炎を使用する。
  2. (2)原子吸光分析法において、最も強い吸収を受ける共鳴線は 283.3 nm である。
  3. (3)DDTC と鉛のキレートは、弱酸性から弱アルカリ性の範囲で形成される。
  4. (4)電気加熱式原子吸光分析法では、塩化鉛は鉛の原子蒸気の生成よりも先に分子の形で蒸発するため、灰化温度が高くとれない。
  5. (5)誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES 法)では、鉄が多量に共存する場合、測定値に正の影響を及ぼす。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 金属類 得点必須Aトレンド

問1

元素に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ヒ素は、典型元素である。
  2. (2)カドミウムは、遷移元素である。
  3. (3)ベリリウムは、軽金属元素である。
  4. (4)水銀は、常温で液体である。
  5. (5)鉛は、両性金属である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問16

水素化物発生原子吸光分析法によるヒ素の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石英繊維ろ紙に捕集した試料の加熱溶解には、硝酸と硫酸の混酸が用いられる。
  2. (2)試料液のヒ素を三価にする予備還元には、塩化スズ(Ⅳ)溶液とヨウ化カリウム溶液が用いられる。
  3. (3)水素化ヒ素の発生には、亜鉛粉末懸濁液が用いられる。
  4. (4)ヒ素の原子化には、水素-アルゴンフレームが用いられる。
  5. (5)ヒ素の標準原液は、三酸化二ヒ素を水酸化ナトリウム溶液に溶解した後、硫酸と塩酸を加えて調製する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 金属類 何とか得点B消去法で解く

問18

作業環境測定における鉛の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)フレーム原子吸光分析法の直接法では、還元炎を使用する。
  2. (2)フレーム原子吸光分析法の直接法では、鉄が多量に共存すると鉛の測定値に負の誤差を生じる。
  3. (3)電気加熱式原子吸光分析法では、鉛の塩化物が低い温度で蒸発しやすいため、灰化温度を高くできない。
  4. (4)誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES)による鉛の測定では、鉄が多量に共存する場合、測定値に正の誤差を生じることがある。
  5. (5)誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)による鉛の測定では、質量数208のイオン強度(カウント数)を測定し、定量する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 金属類 余裕があれば得点C暗記で解く

問1

次の合金の主たる成分ⒶとⒷとの組合せとして誤っているものはどれか。

合金ⒶⒷ
(1)真鍮銅亜鉛
(2)青銅銅ニッケル
(3)はんだ鉛スズ
(4)ステンレス鋼鉄クロム
(5)金アマルガム金水銀

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問6

原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料中の測定対象物質の濃度と原子吸光の吸光度との間には、ベールの法則が成り立つ。
  2. (2)測定対象元素の光源には、重水素放電ランプが用いられる。
  3. (3)フレーム法では、均一な微粒子をバーナーに送る必要がある。
  4. (4)電気加熱式原子吸光法では、アルゴンや窒素などの不活性気体を通じながら黒鉛炉を加熱する。
  5. (5)還元気化法で発生させたヒ素の水素化物は、加熱石英セル内で熱分解し、原子化する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 金属類 何とか得点B消去法で解く

問11

ベリリウムの蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料の捕集には、ガラス繊維ろ紙を用いる。
  2. (2)採取した試料を硫酸(1+10)で処理し、試料溶液を調製する。
  3. (3)試料溶液をアルカリ性にした後、モリンを加えて最終試料溶液とする。
  4. (4)試料中の亜鉛による妨害を抑制するために、シアン化カリウムを加える。
  5. (5)モリンが還元されて蛍光強度が低下するのを防ぐために、塩化スズ(Ⅱ)溶液を加える。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 金属類 失点やむなしD初見

問14

電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料の捕集には、ガラス繊維ろ紙を用いる。
  2. (2)市販の標準液を使用し、標準系列を調製する場合は、0.5 mol・L⁻¹ の塩酸で希釈する。
  3. (3)分析には、パイロチューブ型黒鉛炉を使用する。
  4. (4)灰化は、1000 ℃ 以下で行う。
  5. (5)原子化の時間は、長く設定する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問18

作業環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料液は、ガラス繊維ろ紙に捕集した試料を硝酸又は塩酸で加熱溶解して調製する。
  2. (2)鉛を MIBK に抽出するキレート剤には、APDC、DDTC などが用いられる。
  3. (3)キレート剤には、微量の重金属が混入している場合がある。
  4. (4)溶媒抽出法を用いないフレーム法では、鉄が多量に共存すると測定値にプラスの影響を及ぼす。
  5. (5)電気加熱式の灰化段階で、塩化鉛は蒸発しやすい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 金属類 得点必須Aトレンド

問1

金属の化学的性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)クロムは、濃硝酸に溶ける。
  2. (2)コバルトは、塩酸に溶ける。
  3. (3)アンチモンは、王水に溶ける。
  4. (4)鉛は、硝酸に溶ける。
  5. (5)ニッケルは、希硝酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問10

金属の定量に用いられる試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ブロムフェノールブルー溶液は、pH 4.6 以上で青紫色を示す。
  2. (2)N-ベンゾイル-N-フェニルヒドロキシルアミン(NBPHA)は、バナジウムの発色試薬として用いられる。
  3. (3)塩酸ヒドロキシルアミンは、還元剤として用いられる。
  4. (4)ヒ素分析用亜鉛粉末は、水素化ヒ素を発生させるために用いられる。
  5. (5)ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウムは、緩衝剤として用いられる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問18

作業環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)標準液の調製には、硝酸鉛を使用する。
  2. (2)鉛の分析は、安定した青色の炎で行う。
  3. (3)硫酸の使用は、干渉の原因となる場合がある。
  4. (4)測定波長 283.3 nm での感度は、217.0 nm に比べて高い。
  5. (5)溶媒抽出によらないフレーム法では、鉄が多量に共存すると、測定値に負の誤差を与える。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問20

作業環境中の空気を 20 L・min⁻¹ で10分間捕集し、フィルター上に鉛を含む粒子を捕集した後、酸抽出などの前処理を行い 100 mL の試料溶液を得た。試料溶液中の鉛濃度を電気加熱式原子吸光分析法により測定したところ 0.06 µg・mL⁻¹であった。作業環境空気中の鉛の濃度として正しい値(単位 mg・m⁻³)は次のうちどれか。

  1. (1)0.01
  2. (2)0.03
  3. (3)0.06
  4. (4)0.12
  5. (5)0.30

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問2

金属酸化物の酸への溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酸化鉄(Ⅲ)は、塩酸に溶ける。
  2. (2)酸化鉛(Ⅱ)は、硝酸に溶ける。
  3. (3)酸化亜鉛(Ⅱ)は、塩酸に溶ける。
  4. (4)酸化クロム(Ⅲ)は、塩酸に溶ける。
  5. (5)酸化マンガン(Ⅳ)は、塩酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問16

水素化物発生原子吸光分析法によるヒ素の分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石英繊維ろ紙に捕集した試料の加熱溶解には、硝酸と硫酸の混酸が用いられる。
  2. (2)試料溶液のヒ素(Ⅴ)をヒ素(Ⅲ)に予備還元するために、塩化スズ(Ⅳ)が用いられる。
  3. (3)水素化ヒ素は、塩酸酸性溶液に亜鉛粉末を加えることで発生させる。
  4. (4)ヒ素の原子化には、水素-アルゴン炎が用いられる。
  5. (5)ヒ素の標準液は、三酸化二ヒ素を水酸化ナトリウムに溶解したのち、硫酸と塩酸を加えて調製する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問18

ろ過捕集法-原子吸光分析法による鉛の分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)グラスファイバーろ紙による捕集の場合、溶媒抽出によらないフレーム法では、ケイ酸による干渉が起こることがある。
  2. (2)鉛を MIBK に抽出するキレート剤には、APDC を用いることができる。
  3. (3)DDTC と鉛のキレート形成の至適 pH は、弱アルカリ性である。
  4. (4)溶媒抽出によらないフレーム法では、鉄が多量に共存すると測定値に正の誤差を生じる。
  5. (5)分析線 217.0 nm は、283.3 nm よりノイズが大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問2

金属酸化物の酸への溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酸化ニッケル(Ⅱ)は、塩酸に溶ける。
  2. (2)酸化クロム(Ⅲ)は、塩酸に溶ける。
  3. (3)酸化コバルト(Ⅱ)は、塩酸に溶ける。
  4. (4)酸化マンガン(Ⅳ)は、塩酸に溶ける。
  5. (5)酸化鉛(Ⅱ)は、硝酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問16

水素化物発生原子吸光分析法によるヒ素の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石英繊維ろ紙に捕集した試料の加熱溶解には、硝酸と硫酸の混酸を用いる。
  2. (2)試料液のヒ素を三価にする予備還元には、塩化スズ(Ⅱ)とヨウ化カリウムを用いる。
  3. (3)水素化ヒ素の発生には、亜鉛粉末懸濁液を用いる。
  4. (4)ヒ素の原子化には、水素-アルゴンフレームを用いる。
  5. (5)ヒ素の標準原液は、三酸化二ヒ素を希硝酸で溶解して調製する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問18

環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料液は、ガラス繊維ろ紙に捕集した試料を硝酸又は塩酸で加熱溶解して調製する。
  2. (2)鉛をMIBKに抽出するキレート剤には、APDC、DDTCなどを用いる。
  3. (3)キレート剤のDDTCは、酸によって分解されやすい。
  4. (4)電気加熱式では、塩化物としての蒸発を防ぐために過酸化水素水が添加される。
  5. (5)共鳴線217.0nmは、283.3nmよりもS/N比が高い。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問18

環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料液は、ガラス繊維ろ紙に捕集した試料を硝酸又は塩酸で加熱溶解して調製する。
  2. (2)キレート剤のDDTCは、酸によって分解されやすい。
  3. (3)溶媒抽出法を用いないフレーム法では、鉄が多量に共存すると測定値にマイナスの影響を及ぼす。
  4. (4)有機溶媒抽出後にフレーム法で分析する場合は、アセチレンの流量を減らす。
  5. (5)分析線217.0nmは、283.3nmよりノイズが小さい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問20

環境空気中の鉛を、30L/minの一定流量で10分間グラスファイバーろ紙に捕集した。そのろ紙を共栓試験管に入れ、2.5mol/L硝酸50mLで抽出した。その後、抽出液を200mLメスフラスコ中に吸引ろ過し、洗液を加え精製水で200mLに調製した。このろ液を原子吸光光度計で測定したところ、鉛濃度は0.24μg/mLとなった。環境空気中の鉛濃度として、正しい値は次のうちどれか。

  1. (1)0.08mg/m³
  2. (2)0.12mg/m³
  3. (3)0.16mg/m³
  4. (4)0.24mg/m³
  5. (5)0.32mg/m³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 金属類 余裕があれば得点C暗記で解く

問1

金属の化学的性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)カドミウムは、希硝酸に溶ける。
  2. (2)クロムは、王水に溶ける。
  3. (3)バナジウムは、希硝酸と過酸化水素水の混合液に溶ける。
  4. (4)水銀は、王水に溶ける。
  5. (5)鉛は、硝酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 金属類 得点必須S原理で解く

問2

金属酸化物の酸への溶解に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)酸化鉄(Ⅲ)は、塩酸に溶ける。
  2. (2)酸化鉛(Ⅱ)は、硝酸に溶ける。
  3. (3)酸化クロム(Ⅲ)は、塩酸に溶けない。
  4. (4)酸化マンガン(Ⅳ)は、硝酸に溶ける。
  5. (5)酸化バナジウム(Ⅴ)は、硫酸に溶ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問16

水素化物発生原子吸光分析法によるヒ素の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石英繊維ろ紙に捕集した試料の加熱溶解には、硝酸・硫酸の混酸が用いられる。
  2. (2)試料液のヒ素を三価にする予備還元には、塩化スズ(Ⅱ)とヨウ化カリウムが用いられる。
  3. (3)水素化ヒ素の発生には、亜鉛粉末懸濁液が用いられる。
  4. (4)ヒ素の原子化には、水素-アルゴンフレームが用いられる。
  5. (5)ヒ素の標準原液は、三酸化二ヒ素を希硝酸で溶解して調製する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 金属類 得点必須A暗記で解く

問18

環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料液は、ガラス繊維ろ紙に捕集した試料を硝酸又は塩酸で加熱溶解して調製する。
  2. (2)鉛をMIBKに抽出するキレート剤には、APDC,DDTCなどが用いられる。
  3. (3)キレート剤のDDTCは、酸によって分解されやすい。
  4. (4)溶媒抽出法を用いないフレーム法では、鉄が多量に共存すると測定値にマイナスの影響を及ぼす。
  5. (5)分析線217.0nmは、283.3nmよりノイズが小さい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問18

環境空気中の鉛のろ過捕集法-原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料液は、ろ紙に捕集した試料を硝酸又は塩酸に溶解して調製する。
  2. (2)鉛をMIBKに抽出するキレート剤には、APDC,DDTCなどが用いられる。
  3. (3)鉛の錯体を抽出したMIBK溶液は、測定まで常温で数時間の放置ができる。
  4. (4)溶媒抽出法により、陰イオンなどの干渉を防ぐことができる。
  5. (5)測定波長は、283.3nmが推奨される。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 金属類 何とか得点B物質の表で解く

問20

水溶液50mL中の鉛イオン40.0μgから形成されるDDTC錯体をMIBK5mLで抽出する。鉛イオンのDDTC錯体のMIBK相と水相との分配係数K、すなわち、抽出平衡後のMIBK相と水相との錯体の濃度比([鉛]MIBK相/[鉛]水相)を200と仮定した場合、水相に残る錯体の量(鉛イオン換算)として最も近い値は次のうちどれか。

  1. (1)1.70μg
  2. (2)1.80μg
  3. (3)1.90μg
  4. (4)2.00μg
  5. (5)2.10μg

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)