DDTCはキレート剤(緩衝剤ではない)
ランクA 金属類・3回出題
正しい理解
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤です。緩衝剤ではありません。
このひっかけパターンが出た問題
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
金属類
得点必須A
金属の定量に用いられる試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ブロムフェノールブルー溶液は、pH 4.6 以上で青紫色を示す。
- (2)N-ベンゾイル-N-フェニルヒドロキシルアミン(NBPHA)は、バナジウムの発色試薬として用いられる。
- (3)塩酸ヒドロキシルアミンは、還元剤として用いられる。
- (4)ヒ素分析用亜鉛粉末は、水素化ヒ素を発生させるために用いられる。
- (5)ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウムは、緩衝剤として用いられる。
正答 (5)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤です。緩衝剤ではありません。「緩衝剤として用いられる」とする選択肢5は誤りです。
ブロムフェノールブルー溶液は、pH4.6以上で青紫色を示します。NBPHAは、バナジウムの発色試薬です。塩酸ヒドロキシルアミンは、還元剤です。ヒ素分析用亜鉛粉末は、水素化ヒ素を発生させるために使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターンである選択肢(正答)から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)/似た記述を含めると5回(42%)
- (3)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (5)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中3回出題(出題確率25%)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤です。緩衝剤ではありません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
金属類
得点必須A
金属の定量に用いられる試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ジフェニルカルバジドは、アセトン溶液として用いられる。
- (2)ブロムフェノールブルー溶液は、pH 4.6 以上で青紫色を示す。
- (3)N-ベンゾイル-N-フェニルヒドロキシルアミン(NBPHA)は、バナジウムの発色試薬として用いられる。
- (4)水素化ホウ素ナトリウムは、ヒ素(Ⅲ)から水素化ヒ素を発生させるのに用いられる。
- (5)ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、緩衝剤として用いられる。
正答 (5)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤で、緩衝剤ではありません。「緩衝剤として用いられる」とする選択肢5は誤りです。同じ記述は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
ジフェニルカルバジドは、アセトン溶液として使います。ブロムフェノールブルー溶液は、pH4.6以上で青紫色を示します。NBPHAは、バナジウムの発色試薬です。水素化ホウ素ナトリウムは、ヒ素(Ⅲ)から水素化ヒ素を発生させるのに使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターンである選択肢(正答)から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中1回出題(出題確率8%)/似た記述を含めると2回(17%)
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)/似た記述を含めると5回(42%)
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/似た記述を含めると4回(33%)
- (5)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中3回出題(出題確率25%)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤です。緩衝剤ではありません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
金属類
得点必須A
金属の定量に用いられる試薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)塩化スズ(Ⅱ)は、溶液中の水銀(Ⅱ)イオンを還元して原子化する。
- (2)ブロムフェノールブルー溶液は、pH4.6以上で青紫色を示す。
- (3)N-ベンゾイル-N-フェニルヒドロキシルアミン(NBPHA)は、バナジウムの発色試薬として用いられる。
- (4)水素化ホウ素ナトリウムは、三酸化ヒ素から水素化ヒ素を発生させるのに用いる。
- (5)ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウムは、緩衝剤として用いられる。
正答 (5)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤で、緩衝剤ではありません。「緩衝剤として用いられる」とする選択肢5は誤りです。同じ記述は、令和元年度第1回、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
塩化スズ(Ⅱ)は、水銀(Ⅱ)イオンを還元して、水銀原子にします。ブロムフェノールブルー溶液は、pH4.6以上で青紫色を示します。NBPHAは、バナジウムの発色試薬です。水素化ホウ素ナトリウムは、ヒ素から水素化ヒ素を発生させるのに使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターンである選択肢(正答)から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)/似た記述を含めると5回(42%)
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/似た記述を含めると4回(33%)
- (5)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中3回出題(出題確率25%)
ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)は、金属とキレートをつくるキレート剤です。緩衝剤ではありません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)