エチレンイミン
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中12回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集 | 前処理・抽出・発色 | 分析(装置・波長) | 参照 |
| 液体捕集法-吸光光度分析法 |
精製水に吸収(ミゼットインピンジャー) |
アルカリ性にしてナフトキノンスルホン酸と反応→黄色の色素をクロロホルムに抽出 |
吸光光度分析(420 nm付近) |
p.174〜176 |
| 液体捕集法-高速液体クロマトグラフ分析法 |
ナフトキノンスルホン酸溶液に吸収(ミゼットインピンジャー) |
生成した黄色の色素をクロロホルムで抽出 |
高速液体クロマトグラフ(紫外・可視吸光検出器) |
p.176〜182 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論(各方法の「原理」の項)。本文で確認して、書き直したものです。詳しい条件(流量・採取時間・試薬の濃度など)は、ページで確認してください。
この物質が登場した過去問(20問・12回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
環境空気中のエチレンイミンの吸光光度分析法に関する次の記述の㋑から㋩の[ ]に入る用語又は数値の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。「環境空気中のエチレンイミンを精製水中に捕集し、捕集液を[㋑]にしてナフトキノンスルホン酸と反応させる。生成する黄色色素を[㋺]に抽出し、[㋩]nm 付近の波長での吸光度から定量を行う。」
| ㋑ | ㋺ | ㋩ |
| (1) | 酸性 | クロロホルム | 250 |
|---|
| (2) | 酸性 | クロロホルム | 420 |
|---|
| (3) | 酸性 | アセトニトリル | 420 |
|---|
| (4) | アルカリ性 | クロロホルム | 420 |
|---|
| (5) | アルカリ性 | アセトニトリル | 250 |
正答 (4)
エチレンイミンの液体捕集法―吸光光度分析法は、次のとおりです。
環境空気中のエチレンイミンを精製水に捕集し、捕集液をアルカリ性(pH11.7の緩衝液)にして、ナフトキノンスルホン酸と反応させます。生成する黄色色素をクロロホルムに抽出し、420 nm付近の波長で吸光度を測定して定量します。
よって(4)の「アルカリ性/クロロホルム/420」です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「エチレンイミン」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:エチレンイミン(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
得点必須A暗記で解く
次の化学物質のうち、可視部の吸光光度分析法で定量する場合に発色操作を必要としないものはどれか。
- (1)マゼンタ
- (2)クロロメチルメチルエーテル
- (3)トルエンジイソシアネート(TDI)
- (4)エチレンイミン
- (5)p-ニトロクロロベンゼン
正答 (1)
マゼンタ(オーラミンと同じ塩基性色素)は、それ自体が色素なので、発色操作を行わず、ろ紙に捕集した試料をメタノールで溶出して、そのまま吸光度を測定できます。
クロロメチルメチルエーテル(4-(p-ニトロベンジル)ピリジンとアンモニア水で発色)、トルエンジイソシアネート(誘導体化して発色)、エチレンイミン(ナフトキノンスルホン酸と反応して発色)、p-ニトロクロロベンゼンは、いずれも発色操作が必要です。
よって(1)です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、全12回中4回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中4回出題(出題確率33%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
得点必須A暗記で解く
次の化学物質のうち、可視部の吸光光度分析法で定量する場合に発色操作を必要としないものはどれか。
- (1)アクリロニトリル
- (2)ペンタクロロフェノール
- (3)ジアニシジン
- (4)マゼンタ
- (5)エチレンイミン
正答 (4)
マゼンタは、それ自体が色素なので、発色操作を行わず、ろ紙に捕集した試料をメタノールで溶出して、そのまま吸光度を測定できます。アクリロニトリル、ペンタクロロフェノール(4-アミノアンチピリンで発色)、ジアニシジン、エチレンイミン(ナフトキノンスルホン酸で発色)は、発色操作が必要です。よって(4)です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、全12回中4回出題されており、解き方を押さえれば、確実に得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中4回出題(出題確率33%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物のうち、1気圧における沸点が最も低いものはどれか。
- (1)ジアニシジン
- (2)アクリロニトリル
- (3)エチレンイミン
- (4)クロロメチルメチルエーテル
- (5)酸化プロピレン
正答 (5)
1気圧での沸点は、酸化プロピレンが約34℃、エチレンイミンが約56℃、クロロメチルメチルエーテルが約59℃、アクリロニトリルが約77℃、ジアニシジンが300℃前後です。沸点が最も低いのは酸化プロピレンで、(5)です。(沸点は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | エチレンイミン | 精製水 |
|---|
| (2) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | オーラミン | メタノール |
|---|
| (5) | シアン化カリウム | 希硫酸 |
正答 (5)
吸光光度分析法で、標準原液の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- シアン化カリウム:精製水に溶かして標準原液にします。希硫酸ではありません。選択肢5は誤りです。
- エチレンイミン:精製水、ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液、クロロメチルメチルエーテル:アセトン、オーラミン:メタノール
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
1気圧におけるエチレンイミン及びエチレンオキシドの物性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)エチレンイミンの方が、エチレンオキシドより融点が高い。
- (2)エチレンイミンの分子量の方が、エチレンオキシドの分子量より小さい。
- (3)20℃において、エチレンイミンの蒸気圧の方が、エチレンオキシドの蒸気圧より小さい。
- (4)両物質とも25℃で液体である。
- (5)両物質とも、沸点は水の沸点より低い。
正答 (4)
エチレンオキシドの沸点は約10.7℃なので、25℃では気体です。エチレンイミンの沸点は約56℃で、25℃では液体です。「両物質とも25℃で液体」とする選択肢4は誤りです。
エチレンイミンの融点(約−71℃)は、エチレンオキシドの融点(約−111℃)より高いです。分子量は、エチレンイミンが43で、エチレンオキシドの44より小さいです。20℃の蒸気圧は、沸点が高いエチレンイミンのほうが小さいです。両物質とも、沸点は水の沸点(100℃)より低いです。(物性値は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:いずれも初見の選択肢であり、問題のテーマとしても頻出テーマではないからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「エチレンイミンの方が、エチレンオキシドより融点が高い。」
- (2)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「エチレンイミンの方が、エチレンオキシドより融点が高い。」
- (3)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「20℃において、エチレンイミンの蒸気圧の方が、エチレンオキシドの蒸気圧より小さい」
- (4)誤った記述正答(初見):全12回中1回出題(出題確率8%)/同じ記述の出題:2回論点「両物質とも25℃で液体である。(誤りの記述)」
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「両物質とも、沸点は水の沸点より低い。」原理「沸点・融点・蒸気圧の比較(分子間力)」:全12回中5回出題
エチレンオキシドの沸点は約10.7℃なので、25℃では気体です。エチレンイミンの沸点は約56℃で、25℃では液体です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法を組合せた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)アクリルアミド
- (3)o-トルイジン
- (4)フッ化水素
- (5)ペンタクロロフェノール
正答 (2)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
エチレンイミン、o-トルイジン、フッ化水素は、液体捕集または固体捕集、ペンタクロロフェノールは、ろ過捕集または液体捕集で捕集します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の特定化学物質Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | ジクロロベンジジン | 図の2 |
|---|
| (3) | ベンゾトリクロリド | 図の3 |
|---|
| (4) | o-トリジン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (1)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 1 ニトログリコール:エチレングリコールの2つの水酸基が硝酸エステルになった化合物で、O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂です。図の1は、炭素に水酸基(OH)とニトロ基(NO₂)が直接ついた構造で、ニトログリコールではありません。組合せは誤りです。
- 2 ジクロロベンジジン、3 ベンゾトリクロリド、4 o-トリジン、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(1)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準系列液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | シアン化カリウム | 精製水 |
|---|
| (2) | エチレンイミン | 精製水 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | 希硫酸 |
|---|
| (4) | ペンタクロロフェノール | 精製水 |
|---|
| (5) | α- ナフチルアミン | 希硫酸 |
正答 (3)
吸光光度分析法で、標準系列液の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。クロロメチルメチルエーテルは、アセトンに溶かします。「希硫酸」とする選択肢3は誤りです。
シアン化カリウム、エチレンイミン、ペンタクロロフェノール(水酸化ナトリウム溶液を使うこともあります)の標準系列液は、精製水で調製します。α-ナフチルアミンは、希硫酸(0.05 M)で調製します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「クロロメチルメチルエーテル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:クロロメチルメチルエーテル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
次の化合物のうち、1気圧における沸点が最も低いものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)塩化ビニル
- (3)クロロホルム
- (4)1,1-ジメチルヒドラジン
- (5)フッ化水素
正答 (2)
1気圧での沸点は、塩化ビニルが約−13℃、エチレンイミンが約56℃、クロロホルムが約61℃、1,1-ジメチルヒドラジンが約63℃、フッ化水素が約20℃です。最も低いのは塩化ビニルで、(2)です。(沸点は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | 1,1-ジメチルヒドラジン | 図の1 |
|---|
| (2) | β-プロピオラクトン | 図の2 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (1)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 1 1,1-ジメチルヒドラジン:2つのメチル基が同じ窒素原子についた (CH₃)₂N−NH₂ です。図の1は、メチル基が別々の窒素についた H₃C−NH−NH−CH₃ で、1,2-ジメチルヒドラジンの構造です。組合せは誤りです。
- 2 β-プロピオラクトン(四員環のラクトン)、3 クロロメチルメチルエーテル(CH₃−O−CH₂Cl)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(1)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、グラスファイバーろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)アクリルアミド
- (3)o-トリジン
- (4)塩化ビニル
- (5)エチルベンゼン
正答 (2)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた、相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。同じ問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
環境空気(25℃、1気圧)中のエチレンイミンの濃度を測定するため、試料空気を流量0.50L·min⁻¹で10分間、捕集液10mLに通気した。捕集液5.0mLを取り、クロロホルム5.0mLにエチレンイミンを抽出し、試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のピーク面積は3,600であった。エチレンイミン濃度が、0.50μg·mL⁻¹の標準液5.0mLを試料液と同様に処理して分析したところ、ピーク面積は10,000であった。環境空気中のエチレンイミン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、エチレンイミンのモル質量は43.07g·mol⁻¹とし、捕集率及び抽出率は100%とする。
- (1)0.10ppm
- (2)0.20ppm
- (3)0.40ppm
- (4)0.60ppm
- (5)0.80ppm
正答 (2)
次の順で計算します。
- 試料液の濃度:標準液(0.50 µg/mL)のピーク面積が10,000、試料液が3,600なので、0.50 × 3600/10000 = 0.18 µg/mL
- 試料液(クロロホルム5.0 mL)中の量:0.18 × 5.0 = 0.90 µg(これは、捕集液10 mLのうちの5.0 mL分)
- 捕集液10 mL全体の量:0.90 × 10/5.0 = 1.80 µg、物質量は 1.80 ÷ 43.07 ≒ 0.0418 µmol
- 気体の体積(25℃、1気圧のモル体積24.45 L/mol):0.0418 × 24.45 ≒ 1.02 µL = 1.02 × 10⁻⁶ L
- 吸引した空気の量:0.50 L/min × 10 min = 5.0 L
- 体積分率:1.02 × 10⁻⁶ ÷ 5.0 ≒ 2.0 × 10⁻⁷ = 0.20 ppm
よって(2)です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「エチレンイミン」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:エチレンイミン(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
誘導体の量×(TDIのモル質量÷誘導体のモル質量)÷吸引空気量→ppb。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
エチレンイミン1gを容量1Lの真空容器に密封し、温度を20℃にした。このとき容器内に液体として存在するエチレンイミンの量に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、20℃でのエチレンイミンの飽和蒸気圧は、21.3kPaであり、エチレンイミンのモル質量は、43.07g·mol⁻¹とする。
- (1)0g
- (2)0.38g
- (3)0.43g
- (4)0.62g
- (5)0.79g
正答 (4)
次の順で、全量が蒸発したときの圧力と、飽和蒸気圧を比べます。
- 物質量:1 g ÷ 43.07 g/mol ≒ 0.02322 mol
- 全量が蒸気になったときの圧力:P = nRT/V = 0.02322 × 8.31 × 10³ × 293 / 1 ≒ 5.65 × 10⁴ Pa(約56.5 kPa)
- 飽和蒸気圧(21.3 kPa)より大きいので、一部は液体として残り、気体は飽和蒸気圧(21.3 kPa)になります。
- 気体の物質量:n = PV/RT = 21.3 × 10³ × 1 /(8.31 × 10³ × 293)≒ 8.75 × 10⁻³ mol、質量は 8.75 × 10⁻³ × 43.07 ≒ 0.377 g
- 液体として残る質量:1 − 0.377 ≒ 0.62 g
よって(4)です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:この形式の問題(計算問題)は、全12回中3回出題されており、解き方を押さえれば、何とか得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中3回出題(出題確率25%)
全量が蒸発したときの圧力 P=nRT/V を飽和蒸気圧と比べ、超えた分は液体で残る。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物のうち、25℃、1気圧で液体であるものはどれか。
- (1)オーラミン
- (2)臭化メチル
- (3)硫化水素
- (4)エチレンイミン
- (5)アクリルアミド
正答 (4)
25℃、1気圧で液体の物質は、沸点が25℃より高く、融点が25℃より低い物質です。エチレンイミンは、沸点が約56℃、融点が約−71℃で、常温で液体です。オーラミンとアクリルアミドは、常温で固体、臭化メチル(沸点約4℃)と硫化水素(沸点約−60℃)は、常温で気体です。よって(4)です。(物性値は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ガラス繊維ろ紙と固体捕集用充填剤を組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)o-フタロジニトリル
- (3)o-トリジン
- (4)フッ化水素
- (5)ペンタクロロフェノール
正答 (2)
o-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するので、ガラス繊維ろ紙と固体捕集用充填剤を組み合わせた、相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | o-フタロジニトリル | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリルアミド | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (3)
各化合物の構造式を、図と照らし合わせます。
- 3 アクリルアミド:CH₂=CH−CO−NH₂(末端の二重結合)です。図の3は、H₃C−CH=CH−CO−NH₂で、メチル基が増えたクロトンアミドの構造です。別の物質で、組合せは誤りです。
- 1 ニトログリコール(O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂)、2 o-フタロジニトリル(ベンゼン環の隣り合う位置にCN×2)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(3)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
測定対象物質Ⓐ、分析法Ⓑ及びその標準系列液の調製に用いる溶媒Ⓒの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ |
| (1) | β-プロピオラクトン | ガスクロマトグラフ分析法 | ジエチルエーテル |
|---|
| (2) | シアン化カリウム | 吸光光度分析法 | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | エチレンイミン | 吸光光度分析法 | 精製水 |
|---|
| (4) | ペンタクロロフェノール | ガスクロマトグラフ分析法 | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (5) | α-ナフチルアミン | 吸光光度分析法 | 硫酸溶液 |
正答 (4)
ペンタクロロフェノールは、吸光光度分析法で測定し、標準系列液は、水酸化ナトリウム溶液で調製します。「ガスクロマトグラフ分析法」とする組合せ(選択肢4)は、分析法が誤りです。
β-プロピオラクトンはガスクロマトグラフ分析法(ジエチルエーテル)、シアン化カリウムは吸光光度分析法(水酸化ナトリウム溶液)、エチレンイミンは吸光光度分析法(精製水)、α-ナフチルアミンは吸光光度分析法(硫酸溶液)で、適切な組合せです。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
細かい論点なので、深追いは禁物です。ペンタクロロフェノールを、ガスクロマトグラフ分析法ではなく、吸光光度分析法で測定する、という点は、ガイドブック3で全体を確認できておらず、本問の選択肢の構成からの推定です。根拠の確認は後回しにしています。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
体積2 Lの3個の真空の容器に、エチレンイミン(A)、シアン化水素(B)、ヨウ化メチル(C)をそれぞれ下表に示す質量ずつ別々に入れて密封して蒸発させた。定常状態になったときの各容器中のそれぞれの物質の気体の圧力(PA、PB、PC)を大きい順に並べたものは下のうちどれか。ただし、それぞれの物質のモル質量及び飽和蒸気圧は下表のとおりとし、温度は20℃とする。
|
容器に入れた質量(g) |
モル質量(g・mol⁻¹) |
20℃における飽和蒸気圧(kPa) |
| エチレンイミン(A) |
1.0 |
43 |
21 |
| シアン化水素(B) |
0.5 |
27 |
83 |
| ヨウ化メチル(C) |
2.0 |
142 |
50 |
- (1)PC>PB>PA
- (2)PA>PC>PB
- (3)PB>PA>PC
- (4)PC>PA>PB
- (5)PB>PC>PA
正答 (3)
各容器で、全量が蒸発したときの圧力を、P = nRT/V で求め、飽和蒸気圧と比べます(T=293 K、V=2 L=0.002 m³、R=8.31 J/(mol・K))。
- エチレンイミン(A):n = 1.0/43 = 0.0233 mol、全量蒸発すると約28 kPa → 飽和蒸気圧21 kPaを超えるので、P_A = 21 kPa
- シアン化水素(B):n = 0.5/27 = 0.0185 mol、全量蒸発すると約22.5 kPa → 飽和蒸気圧83 kPa未満なので、P_B ≒ 22.5 kPa
- ヨウ化メチル(C):n = 2.0/142 = 0.0141 mol、全量蒸発すると約17.1 kPa → 飽和蒸気圧50 kPa未満なので、P_C ≒ 17.1 kPa
圧力の大きい順は P_B > P_A > P_C で、(3)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
全量が蒸発したときの圧力を飽和蒸気圧と比べ、小さいほうをその物質の圧力とする。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
特定化学物質の分析に用いられる次の標準液のうち、分析の都度、標定する必要のあるものはどれか。
- (1)トルエンジイソシアネート溶液
- (2)フッ化ナトリウム溶液
- (3)次亜塩素酸ナトリウム溶液
- (4)2-ブロモエタノール溶液
- (5)エチレンイミン溶液
正答 (3)
次亜塩素酸ナトリウム溶液は、不安定で、時間とともに有効塩素濃度が下がるので、分析のつど、ヨウ素滴定で標定する必要があります。よって(3)です。同じ問題は、令和4年度第1回、令和元年度第1回にも出題されています(出題実績)。
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
次亜塩素酸ナトリウム溶液は、不安定で、時間とともに有効塩素濃度が下がるので、分析のつど調製して、ヨウ素滴定で標定する必要があります。よって(1)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)