作業環境測定士試験 過去問解説

エチレンイミン

特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中12回、問題に登場

測定方法(捕集法-分析法)

方法捕集前処理・抽出・発色分析(装置・波長)参照
液体捕集法-吸光光度分析法 精製水に吸収(ミゼットインピンジャー) アルカリ性にしてナフトキノンスルホン酸と反応→黄色の色素をクロロホルムに抽出 吸光光度分析(420 nm付近) p.174〜176
液体捕集法-高速液体クロマトグラフ分析法 ナフトキノンスルホン酸溶液に吸収(ミゼットインピンジャー) 生成した黄色の色素をクロロホルムで抽出 高速液体クロマトグラフ(紫外・可視吸光検出器) p.176〜182

出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論(各方法の「原理」の項)。本文で確認して、書き直したものです。詳しい条件(流量・採取時間・試薬の濃度など)は、ページで確認してください。

この物質が登場した過去問(20問・12回)

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問4

環境空気中のエチレンイミンの吸光光度分析法に関する次の記述の㋑から㋩の[ ]に入る用語又は数値の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。「環境空気中のエチレンイミンを精製水中に捕集し、捕集液を[㋑]にしてナフトキノンスルホン酸と反応させる。生成する黄色色素を[㋺]に抽出し、[㋩]nm 付近の波長での吸光度から定量を行う。」

㋑㋺㋩
(1)酸性クロロホルム250
(2)酸性クロロホルム420
(3)酸性アセトニトリル420
(4)アルカリ性クロロホルム420
(5)アルカリ性アセトニトリル250

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 特定化学物質 得点必須A暗記で解く

問4

次の化学物質のうち、可視部の吸光光度分析法で定量する場合に発色操作を必要としないものはどれか。

  1. (1)マゼンタ
  2. (2)クロロメチルメチルエーテル
  3. (3)トルエンジイソシアネート(TDI)
  4. (4)エチレンイミン
  5. (5)p-ニトロクロロベンゼン

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 特定化学物質 得点必須A暗記で解く

問3

次の化学物質のうち、可視部の吸光光度分析法で定量する場合に発色操作を必要としないものはどれか。

  1. (1)アクリロニトリル
  2. (2)ペンタクロロフェノール
  3. (3)ジアニシジン
  4. (4)マゼンタ
  5. (5)エチレンイミン

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問14

次の化合物のうち、1気圧における沸点が最も低いものはどれか。

  1. (1)ジアニシジン
  2. (2)アクリロニトリル
  3. (3)エチレンイミン
  4. (4)クロロメチルメチルエーテル
  5. (5)酸化プロピレン

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問16

吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

ⒶⒷ
(1)エチレンイミン精製水
(2)ペンタクロロフェノール水酸化ナトリウム溶液
(3)クロロメチルメチルエーテルアセトン
(4)オーラミンメタノール
(5)シアン化カリウム希硫酸

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問15

1気圧におけるエチレンイミン及びエチレンオキシドの物性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)エチレンイミンの方が、エチレンオキシドより融点が高い。
  2. (2)エチレンイミンの分子量の方が、エチレンオキシドの分子量より小さい。
  3. (3)20℃において、エチレンイミンの蒸気圧の方が、エチレンオキシドの蒸気圧より小さい。
  4. (4)両物質とも25℃で液体である。
  5. (5)両物質とも、沸点は水の沸点より低い。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問19

次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法を組合せた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。

  1. (1)エチレンイミン
  2. (2)アクリルアミド
  3. (3)o-トルイジン
  4. (4)フッ化水素
  5. (5)ペンタクロロフェノール

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問13

次の特定化学物質Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。

Ⓐ(名称)とⒷ(構造式)の2列。1=ニトログリコール、Ⓑは2個のCが単結合し、各Cに上からOH・下からH・外側にNO₂(左はO₂N)が結合した式。2=ジクロロベンジジン、Ⓑはベンゼン環2個が結合し、両端にNH₂(左はH₂N)、各環のNH₂の隣(左環は下、右環は上)にClが付いた式。3=ベンゾトリクロリド、Ⓑはベンゼン環にCが結合し、そのCに3個のClが付いた式。4=o-トリジン、Ⓑは2の式のClをCH₃(左環はH₃C)に替えた式。5=エチレンイミン、Ⓑは2個のCH₂(左はH₂C)とNが三角形の環を作り、NにHが付いた式。
ⒶⒷ
(1)ニトログリコール図の1
(2)ジクロロベンジジン図の2
(3)ベンゾトリクロリド図の3
(4)o-トリジン図の4
(5)エチレンイミン図の5

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問16

吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準系列液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

ⒶⒷ
(1)シアン化カリウム精製水
(2)エチレンイミン精製水
(3)クロロメチルメチルエーテル希硫酸
(4)ペンタクロロフェノール精製水
(5)α- ナフチルアミン希硫酸

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 特定化学物質 余裕があれば得点C暗記で解く

問15

次の化合物のうち、1気圧における沸点が最も低いものはどれか。

  1. (1)エチレンイミン
  2. (2)塩化ビニル
  3. (3)クロロホルム
  4. (4)1,1-ジメチルヒドラジン
  5. (5)フッ化水素

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問13

次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。

Ⓐ(名称)とⒷ(構造式)の2列。1=1,1-ジメチルヒドラジン、ⒷはN−Nの単結合で、左のNにH₃CとH、右のNにCH₃とHが付いた式。2=β-プロピオラクトン、ⒷはO=C、CH₂、CH₂、Oの4つが四角形の環を作る式(C(=O)の上にCH₂、右にCH₂、下にO)。3=クロロメチルメチルエーテル、ⒷはCH₃−O−CH₂Clの式。4=α-ナフチルアミン、Ⓑはベンゼン環が2つ縮合した環(ナフタレン骨格)の端の位置にNH₂が付いた式。5=エチレンイミン、ⒷはH₂C−CH₂とNHが三角形の環を作る式。
ⒶⒷ
(1)1,1-ジメチルヒドラジン図の1
(2)β-プロピオラクトン図の2
(3)クロロメチルメチルエーテル図の3
(4)α-ナフチルアミン図の4
(5)エチレンイミン図の5

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問19

次の測定対象物質のうち、グラスファイバーろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。

  1. (1)エチレンイミン
  2. (2)アクリルアミド
  3. (3)o-トリジン
  4. (4)塩化ビニル
  5. (5)エチルベンゼン

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問10

環境空気(25℃、1気圧)中のエチレンイミンの濃度を測定するため、試料空気を流量0.50L·min⁻¹で10分間、捕集液10mLに通気した。捕集液5.0mLを取り、クロロホルム5.0mLにエチレンイミンを抽出し、試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のピーク面積は3,600であった。エチレンイミン濃度が、0.50μg·mL⁻¹の標準液5.0mLを試料液と同様に処理して分析したところ、ピーク面積は10,000であった。環境空気中のエチレンイミン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、エチレンイミンのモル質量は43.07g·mol⁻¹とし、捕集率及び抽出率は100%とする。

  1. (1)0.10ppm
  2. (2)0.20ppm
  3. (3)0.40ppm
  4. (4)0.60ppm
  5. (5)0.80ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B暗記で解く

問14

エチレンイミン1gを容量1Lの真空容器に密封し、温度を20℃にした。このとき容器内に液体として存在するエチレンイミンの量に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、20℃でのエチレンイミンの飽和蒸気圧は、21.3kPaであり、エチレンイミンのモル質量は、43.07g·mol⁻¹とする。

  1. (1)0g
  2. (2)0.38g
  3. (3)0.43g
  4. (4)0.62g
  5. (5)0.79g

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問15

次の化合物のうち、25℃、1気圧で液体であるものはどれか。

  1. (1)オーラミン
  2. (2)臭化メチル
  3. (3)硫化水素
  4. (4)エチレンイミン
  5. (5)アクリルアミド

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B物質の表で解く

問19

次の測定対象物質のうち、ガラス繊維ろ紙と固体捕集用充填剤を組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。

  1. (1)エチレンイミン
  2. (2)o-フタロジニトリル
  3. (3)o-トリジン
  4. (4)フッ化水素
  5. (5)ペンタクロロフェノール

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問14

次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。

Ⓐ(化合物名)とⒷ(構造式)の2列の表。1=ニトログリコール、Ⓑは、O₂N-O-CH₂-CH₂-O-NO₂。2=o-フタロジニトリル、Ⓑは、ベンゼン環の隣り合う炭素にそれぞれCNが結合。3=アクリルアミド、Ⓑは、H₃C-CH=CH-C-NH₂で、末尾側のCの下にOが二重結合で結合。4=α-ナフチルアミン、Ⓑは、2つの六員環が縮合した環の上部の炭素にNH₂が結合。5=エチレンイミン、Ⓑは、H₂CとCH₂が結合し、その下側のNH(Hが結合したN)がH₂CとCH₂の両方に結合した三員環
ⒶⒷ
(1)ニトログリコール図の1
(2)o-フタロジニトリル図の2
(3)アクリルアミド図の3
(4)α-ナフチルアミン図の4
(5)エチレンイミン図の5

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成28年度 第1回(2016年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問17

測定対象物質Ⓐ、分析法Ⓑ及びその標準系列液の調製に用いる溶媒Ⓒの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

ⒶⒷⒸ
(1)β-プロピオラクトンガスクロマトグラフ分析法ジエチルエーテル
(2)シアン化カリウム吸光光度分析法水酸化ナトリウム溶液
(3)エチレンイミン吸光光度分析法精製水
(4)ペンタクロロフェノールガスクロマトグラフ分析法水酸化ナトリウム溶液
(5)α-ナフチルアミン吸光光度分析法硫酸溶液

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 特定化学物質 失点やむなしD初見

問15

体積2 Lの3個の真空の容器に、エチレンイミン(A)、シアン化水素(B)、ヨウ化メチル(C)をそれぞれ下表に示す質量ずつ別々に入れて密封して蒸発させた。定常状態になったときの各容器中のそれぞれの物質の気体の圧力(PA、PB、PC)を大きい順に並べたものは下のうちどれか。ただし、それぞれの物質のモル質量及び飽和蒸気圧は下表のとおりとし、温度は20℃とする。

容器に入れた質量(g) モル質量(g・mol⁻¹) 20℃における飽和蒸気圧(kPa)
エチレンイミン(A) 1.0 43 21
シアン化水素(B) 0.5 27 83
ヨウ化メチル(C) 2.0 142 50
  1. (1)PC>PB>PA
  2. (2)PA>PC>PB
  3. (3)PB>PA>PC
  4. (4)PC>PA>PB
  5. (5)PB>PC>PA

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 特定化学物質 余裕があれば得点C暗記で解く

問16

特定化学物質の分析に用いられる次の標準液のうち、分析の都度、標定する必要のあるものはどれか。

  1. (1)トルエンジイソシアネート溶液
  2. (2)フッ化ナトリウム溶液
  3. (3)次亜塩素酸ナトリウム溶液
  4. (4)2-ブロモエタノール溶液
  5. (5)エチレンイミン溶液

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)