作業環境測定士試験 過去問解説

容器内の気体の圧力の大小の比較(エチレンイミン・シアン化水素・ヨウ化メチル)

ランクB 特定化学物質・2回出題

正しい理解

全量が蒸発したときの圧力を飽和蒸気圧と比べ、小さいほうをその物質の圧力とする。

このひっかけパターンが出た問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B

問14

体積2 Lの3個の容器に、アクリロニトリル(A)、酸化プロピレン(B)、ヨウ化メチル(C)をそれぞれ1 gずつ別々に入れて密封し20 ℃に保った。定常状態になったとき、各容器中のそれぞれの物質の分圧(PA、PB、PC)を大きい順に並べたものは下のうちどれか。

ただし、アクリロニトリル、酸化プロピレン、ヨウ化メチルの物性等は次の表のとおりとする。

モル質量(g・mol⁻¹) 20 ℃における飽和蒸気圧
アクリロニトリル(A) 53 15 kPa
酸化プロピレン(B) 58 59 kPa
ヨウ化メチル(C) 142 54 kPa
  1. (1)PA > PC > PB
  2. (2)PB > PA > PC
  3. (3)PB > PC > PA
  4. (4)PC > PA > PB
  5. (5)PC > PB > PA

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 特定化学物質 何とか得点B

問15

体積2 Lの3個の真空の容器に、エチレンイミン(A)、シアン化水素(B)、ヨウ化メチル(C)をそれぞれ下表に示す質量ずつ別々に入れて密封して蒸発させた。定常状態になったときの各容器中のそれぞれの物質の気体の圧力(PA、PB、PC)を大きい順に並べたものは下のうちどれか。ただし、それぞれの物質のモル質量及び飽和蒸気圧は下表のとおりとし、温度は20℃とする。

容器に入れた質量(g) モル質量(g・mol⁻¹) 20℃における飽和蒸気圧(kPa)
エチレンイミン(A) 1.0 43 21
シアン化水素(B) 0.5 27 83
ヨウ化メチル(C) 2.0 142 50
  1. (1)PC>PB>PA
  2. (2)PA>PC>PB
  3. (3)PB>PA>PC
  4. (4)PC>PA>PB
  5. (5)PB>PC>PA

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)