作業環境測定士試験 過去問解説

高速液体クロマトグラフ分析法による濃度の計算(TDI・エチレンイミン)

ランクS 特定化学物質・5回出題

正しい理解

誘導体の量×(TDIのモル質量÷誘導体のモル質量)÷吸引空気量→ppb。

このひっかけパターンが出た問題

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 特定化学物質 得点必須S

問12

作業環境空気(25 ℃、1気圧)中のトルエンジイソシアネート(TDI)の濃度を測定するため、1.0 L・min⁻¹ で 10 分間試料空気を1-(2-ピリジル)ピペラジン(2-PP)含浸ろ紙に通気した。得られた TDI-2-PP誘導体を抽出液 4.0 mLで抽出し試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のこの誘導体の濃度は 0.15 µg・mL⁻¹ であった。作業環境空気中の TDI 濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、TDI と TDI-2-PP誘導体のモル質量は、それぞれ 174 g・mol⁻¹ と501 g・mol⁻¹、ろ紙への捕集率は 100 % とし、TDI は全て2,4-TDI の形で存在しているものとする。

  1. (1)1 ppb
  2. (2)2 ppb
  3. (3)3 ppb
  4. (4)4 ppb
  5. (5)5 ppb

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 特定化学物質 得点必須S

問12

環境空気(25 ℃、1気圧)中のトルエンジイソシアネート(TDI)の濃度を測定するため、1.0 L・min⁻¹ で10分間試料空気を1-(2-ピリジル)ピペラジン(2-PP)含浸ろ紙に通気した。得られた TDI-2-PP誘導体を抽出液 4.0 mL で抽出し試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のこの誘導体の濃度は 0.21 µg・mL⁻¹であった。環境空気中の TDI 濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、TDI と TDI-2-PP誘導体のモル質量は、それぞれ 174 g・mol⁻¹ と501 g・mol⁻¹ 、ろ紙への捕集率は 100 % とし、TDI は全て2,4-TDI の形で存在しているものとする。

  1. (1)1 ppb
  2. (2)2 ppb
  3. (3)3 ppb
  4. (4)4 ppb
  5. (5)5 ppb

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 特定化学物質 得点必須S

問9

環境空気(25 ℃、1気圧)中のトルエンジイソシアネート(TDI)の濃度を測定するため、1.0 L・min⁻¹ で10分間試料空気を1-(2-ピリジル)ピペラジン(2-PP)含浸ろ紙に通気した。得られた TDI-2-PP 誘導体を抽出液 4.0 mL で抽出し試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のこの誘導体の濃度は 0.26 µg・mL⁻¹ であった。環境空気中の TDI 濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、TDI と TDI-2-PP 誘導体のモル質量は、それぞれ 174 g・mol⁻¹ と501 g・mol⁻¹、ろ紙への捕集率は 100%とし、TDI は全て2,4-TDI の形で存在しているものとする。

  1. (1)1 ppb
  2. (2)2 ppb
  3. (3)3 ppb
  4. (4)4 ppb
  5. (5)5 ppb

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 特定化学物質 得点必須S

問10

環境空気(25℃、1気圧)中のエチレンイミンの濃度を測定するため、試料空気を流量0.50L·min⁻¹で10分間、捕集液10mLに通気した。捕集液5.0mLを取り、クロロホルム5.0mLにエチレンイミンを抽出し、試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のピーク面積は3,600であった。エチレンイミン濃度が、0.50μg·mL⁻¹の標準液5.0mLを試料液と同様に処理して分析したところ、ピーク面積は10,000であった。環境空気中のエチレンイミン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、エチレンイミンのモル質量は43.07g·mol⁻¹とし、捕集率及び抽出率は100%とする。

  1. (1)0.10ppm
  2. (2)0.20ppm
  3. (3)0.40ppm
  4. (4)0.60ppm
  5. (5)0.80ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 特定化学物質 得点必須S

問10

環境空気(25℃、1気圧)中のトルエンジイソシアネート(TDI)の濃度を測定するため、1.0L·min⁻¹で10分間試料空気を2-PP含浸ろ紙に通気した。得られたTDI-2-PP誘導体を抽出液4.0mLで抽出し試料液とした。高速液体クロマトグラフで分析した結果、試料液中のこの誘導体の濃度は0.16μg·mL⁻¹であった。環境空気中のTDI濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、TDI-2-PP誘導体のモル質量は501g·mol⁻¹、ろ紙への捕集率は100%とし、TDIは全て2,4-TDIの形で存在しているものとする。

  1. (1)1ppb
  2. (2)2ppb
  3. (3)3ppb
  4. (4)4ppb
  5. (5)5ppb

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)