問5
次の有害物質のうち、常温・常圧(25℃,1気圧)において飽和蒸気圧が最も高いものはどれか。
- (1)クロロホルム
- (2)ベンゼン
- (3)スチレン
- (4)イソプロピルアルコール
- (5)四塩化炭素
正答 (1)
クロロホルムは沸点が約 61℃と、選択肢の中で最も低く、25℃での飽和蒸気圧が最も高い物質です。よって答えは(1)です。
四塩化炭素(約 77℃)、ベンゼン(約 80℃)、イソプロピルアルコール(約 82℃)、スチレン(約 145℃)の順に沸点が高くなります。
この問題のひっかけパターン:物性の比較(蒸気圧・沸点・融点・状態)
形式として毎回1〜2問。物質の暗記より、分子量と分子間力(水素結合・極性)からおおまかに推測する。
なぜ?
分子が大きいほど、分子同士が引き合うほど、揮発しにくい(沸点が高く、蒸気圧が低い)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第2回・2016年2月実施)