問6
次の有害物質のうち、25 ℃ において飽和蒸気圧が最も低いものはどれか。
- (1)トルエン
- (2)メタノール
- (3)キシレン
- (4)イソプロピルアルコール
- (5)ベンゼン
正答 (3)
キシレンは沸点が約 140℃と、選択肢の中で最も高く、25℃での飽和蒸気圧が最も低い物質です。よって答えは(3)です。
メタノール(約 65℃)、イソプロピルアルコール(約 82℃)、ベンゼン(約 80℃)、トルエン(約 111℃)は、いずれもキシレンより沸点が低く、蒸気圧は高くなります。
この問題で狙われた罠:物性の比較(蒸気圧・沸点・融点・状態)
形式として毎回1〜2問。物質の暗記より、分子量と分子間力(水素結合・極性)からおおまかに推測する。
なぜ?
分子が大きいほど、分子同士が引き合うほど、揮発しにくい(沸点が高く、蒸気圧が低い)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)