問5
次の有害物質のうち、1気圧において、沸点が最も低いものはどれか。
- (1)アセトン
- (2)エチルエーテル
- (3)エチレンオキシド
- (4)ジクロロメタン
- (5)二硫化炭素
正答 (3)
エチレンオキシドは沸点が約 11℃で、常温では気体です。選択肢の中で沸点が最も低いのはエチレンオキシドなので、答えは(3)です。
エチルエーテル(約 35℃)、ジクロロメタン(約 40℃)、二硫化炭素(約 46℃)、アセトン(約 56℃)は、いずれも常温で液体です。沸点は蒸気圧の問題の手がかりにもなるので、よく出る物質はおおよその値を覚えておきましょう。
この問題で狙われた罠:物性の比較(蒸気圧・沸点・融点・状態)
形式として毎回1〜2問。物質の暗記より、分子量と分子間力(水素結合・極性)からおおまかに推測する。
なぜ?
分子が大きいほど、分子同士が引き合うほど、揮発しにくい(沸点が高く、蒸気圧が低い)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)