問6
次の有害物質のうち、25 ℃において、飽和蒸気圧が最も高いものはどれか。
- (1)ベンゼン
- (2)n-ヘキサン
- (3)メチルイソブチルケトン
- (4)酢酸メチル
- (5)ジクロロメタン
正答 (5)
ジクロロメタンは沸点が約 40℃と、選択肢の中で最も低く、25℃での飽和蒸気圧が最も高い物質です。よって答えは(5)です。
酢酸メチル(約 57℃)、n-ヘキサン(約 69℃)、ベンゼン(約 80℃)、メチルイソブチルケトン(約 116℃)の順に沸点が高くなり、蒸気圧は低くなります。
この問題で狙われた罠:物性の比較(蒸気圧・沸点・融点・状態)
形式として毎回1〜2問。物質の暗記より、分子量と分子間力(水素結合・極性)からおおまかに推測する。
なぜ?
分子が大きいほど、分子同士が引き合うほど、揮発しにくい(沸点が高く、蒸気圧が低い)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)