問6
有害物質Ⓐとその常温・常圧(25℃、1気圧)における環境空気中の状態Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。ただし、ここで、ガスとは常温・常圧において気体のものをいい、蒸気とは常温・常圧において液体又は固体の物質がその蒸気圧に応じて蒸発又は昇華して気体となっているものをいう。
| Ⓐ | Ⓑ | |
|---|---|---|
| (1) | 塩化ビニル | 蒸気 |
| (2) | トリクロロエチレン | 蒸気 |
| (3) | 硫化水素 | ガス |
| (4) | アセトン | 蒸気 |
| (5) | ホルムアルデヒド | ガス |
正答 (1)
塩化ビニルは沸点が約 −13℃で、常温では気体なのでガスです。蒸気とする選択肢1は誤りです。
トリクロロエチレン(沸点約 87℃)とアセトン(約 56℃)は蒸気、硫化水素とホルムアルデヒドはガスです。
この問題のひっかけパターン:物性の比較(蒸気圧・沸点・融点・状態)
形式として毎回1〜2問。物質の暗記より、分子量と分子間力(水素結合・極性)からおおまかに推測する。
なぜ?
分子が大きいほど、分子同士が引き合うほど、揮発しにくい(沸点が高く、蒸気圧が低い)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)