問17
放射性物質を取り扱っている作業場において、環境空気中の放射能濃度4×10⁻⁷Bq/cm³を測定するための試料空気の最小吸引流量として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、測定装置の検出下限計数率は6.8(s⁻¹)、測定装置の計数効率は36%、試料採取時間は8時間、使用する捕集材の捕集率は100%とする。
- (1)30L/min
- (2)50L/min
- (3)70L/min
- (4)100L/min
- (5)150L/min
正答 (4)
計数率 = 濃度 × 吸引流量 × 時間 × 捕集率 × 計数効率 から、吸引流量を求めます。採取時間は 8 時間 = 28,800 秒です。
流量 = 6.8 ÷ (4 × 10⁻⁷ × 28,800 × 1.00 × 0.36) ≒ 1,640 cm³/s ≒ 98 L/min
よって、最も近いのは(4)の 100 L/min です。
この問題のひっかけパターン:放射能濃度の計算
毎回1問の計算。濃度 = 正味計数率 ÷(計数効率 × 捕集率 × 吸引空気量)。
なぜ?
単位(Bq/cm³、L→cm³、分→秒)の換算が主な落とし穴。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)