電磁波・放射線の性質と防護(波長・半減期・遮へい)|労働衛生一般
この章で扱う原理と、そこから導ける事実です。
- 電磁波は波長が短いほどエネルギーが大きい:電磁波のエネルギーは波長に反比例する。波長の長い順に、電波>赤外線>可視光線>紫外線>X線>γ線。領域ごとに、物質との作用が違う(赤外線=分子の振動・熱、紫外線=電子の遷移・化学作用)。(式:E = h c/λ)
- 放射性崩壊と半減期:放射性物質の半減期は、原子核の性質で決まり、温度・圧力・化学形に関係なく一定。α崩壊で、質量数は4、原子番号は2減る。β崩壊では、質量数は変わらず、原子番号が1増える。(式:N = N₀ × (1/2)^(t/T))
- 放射線の透過力と遮へい・外部被ばく防護の三原則:透過力は α<β<γ(X線)<中性子線の順。外部被ばくは、時間を短く・距離を遠く(距離の2乗に反比例)・遮へいを置くことで減らす。
この章に関わる過去問は 16 問です。繰り返し出るひっかけパターンは次のとおりです。