作業環境測定士試験 過去問解説

放射線の種類と性質

ランクA 労働衛生一般・6回出題

正しい理解

β線は電子の粒子線。X線とγ線は発生のしかたで区別する。透過力はγ線、電離作用はα線が最大。

この罠が狙われた問題

令和6年度 第2回(2025年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問16

電離放射線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)X線、γ 線、中性子線などの電荷をもたない放射線を非電離放射線という。
  2. (2)α 線は正の電荷、β 線は負の電荷を有している。
  3. (3)電離放射線による皮膚の急性障害は、被ばく線量によって症状が異なり、被ばく線量の少ない順に、脱毛、紅斑、水疱、潰瘍などを生じる。
  4. (4)確定的影響には、影響が発生する最低の線量が存在し、被ばく線量の増加によって障害の重篤度も増す。
  5. (5)突然変異や染色体異常などの遺伝的影響は、確率的影響に該当する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 労働衛生一般 ランクA

問16

電離放射線及びその生体影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)陽子数が同じで中性子数が異なる原子を互いに同位体といい、電離放射線を放出する同位体を放射性同位体(ラジオアイソトープ)という。
  2. (2)α線、β線、γ線の中では、γ線が透過力、電離作用ともに最も大きい。
  3. (3)電離放射線による中枢神経系障害は、確定的影響に分類され、被ばく線量がしきい値を超えると重篤度が線量の増加に応じて増加する。
  4. (4)電離放射線の被ばくによる白内障は、晩発障害に分類され、被ばく後、半年 ~ 30 年後に現れる。
  5. (5)造血器、消化管粘膜など細胞分裂の頻度の高い細胞が多い組織・臓器は、一般に、電離放射線の影響を受けやすい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)