X線回折の原理(ブラッグの条件・特性X線・吸収補正)|分析に関する概論
この章で扱う原理と、そこから導ける事実です。
- X線回折のブラッグの条件:結晶の格子面で反射したX線が強め合う条件は、2d sinθ = nλ。回折角から、格子面間隔 d がわかり、物質を同定できる。(式:2d sinθ = nλ)
- X線回折の線源は特性X線:回折には、波長のそろった特性X線(Cu-Kαなど)を使う。連続X線は、波長が連続で、回折角が定まらないので、使わない。
- X線の吸収補正:試料自身が、X線を吸収するので、試料の量が多いほど、回折線強度が、量に比例しなくなる。基底標準の強度の変化から、補正する。
この章に関わる過去問は 19 問です。繰り返し出るひっかけパターンは次のとおりです。