塩化ビニル
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中9回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| 直接捕集法-ガスクロマトグラフ分析法 |
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p.186〜191 |
| 検知管法 |
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p.191〜192 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(14問・9回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
特定化学物質用の検知管Ⓐとマイナスの妨害を示す物質Ⓑとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリロニトリル用検知管 | シアン化水素 |
|---|
| (2) | ベンゼン用検知管 | トルエン |
|---|
| (3) | 塩化ビニル用検知管 | 塩化水素 |
|---|
| (4) | フッ化水素用検知管 | 硝酸 |
|---|
| (5) | 硫化水素用検知管 | 二酸化窒素 |
正答 (5)
検知管は、目的の物質以外の共存ガスによって、指示値が高く出る(プラスの妨害)か、低く出る(マイナスの妨害)ことがあります。硫化水素用検知管では、二酸化窒素がマイナスの妨害を示します。よって(5)です。
アクリロニトリル用検知管はシアン化水素、ベンゼン用検知管はトルエンなどの芳香族炭化水素が、いずれもプラスの妨害です。塩化ビニル用検知管のマイナスの妨害は、エチレンとアセチレンです。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(A・B測定編 上)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「硫化水素」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:硫化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法を組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチルベンゼン
- (2)アクリロニトリル
- (3)o-フタロジニトリル
- (4)塩化ビニル
- (5)o-トルイジン
正答 (3)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
エチルベンゼン、アクリロニトリル、塩化ビニルは、固体捕集方法(または直接捕集方法)、o-トルイジンは、固体捕集方法または液体捕集方法です。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法との組合せで捕集を行うものはどれか。
- (1)o-フタロジニトリル
- (2)コールタール
- (3)シアン化カリウム
- (4)3,3 ' -ジクロロ-4,4' -ジアミノジフェニルメタン(MOCA)
- (5)塩化ビニル
正答 (1)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するので、ろ過捕集方法と固体捕集方法を組み合わせて捕集します。よって(1)です。
コールタールとシアン化カリウムは、ろ過捕集法(またはろ過・液体捕集)、MOCAは固体捕集法、塩化ビニルは直接捕集法(または固体捕集法)で捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
特定化学物質用の検知管Ⓐと、それに利用される反応Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリロニトリル用検知管 | アクリロニトリルが酸化剤と反応してシアン化水素を発生する。 |
|---|
| (2) | 塩化ビニル用検知管 | 塩化ビニルが酸化剤と反応して塩化水素を発生する。 |
|---|
| (3) | 臭化メチル用検知管 | 臭化メチルが酸化剤と反応して臭素を発生する。 |
|---|
| (4) | フッ化水素用検知管 | フッ化水素がリン酸ヒドロキシルアミンと反応してリン酸を遊離する。 |
|---|
| (5) | ベンゼン用検知管 | ベンゼンが五酸化ヨウ素と反応してヨウ素を遊離する。 |
正答 (4)
この問題の解説は準備中です。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「弗化水素」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:弗化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
特定化学物質用の検知管Ⓐとマイナスの妨害を示す物質Ⓑとの組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | エチレンオキシド用検知管 | ホルムアルデヒド |
|---|
| (2) | 塩化ビニル用検知管 | 塩化水素 |
|---|
| (3) | シアン化水素用検知管 | アンモニア |
|---|
| (4) | ホルムアルデヒド用検知管 | アセトアルデヒド |
|---|
| (5) | 硫化水素用検知管 | 二酸化硫黄 |
正答 (3)
検知管は、目的の物質以外の共存ガスによって、指示値が高く出る(プラスの妨害)か、低く出る(マイナスの妨害)ことがあります。シアン化水素用検知管では、アンモニアが、マイナスの妨害を示します。よって(3)です。
同じ組合せは、令和6年度第1回の問題でも、正しいものとして出題されています(出題実績)。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中3回出題されており、解き方を押さえれば、何とか得点できるからです。
物質の表で解く:シアン化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中3回出題(出題確率25%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
特定化学物質用の検知管Ⓐとプラスの妨害を示す物質Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | エチレンオキシド用検知管 | ホルムアルデヒド |
|---|
| (2) | ホルムアルデヒド用検知管 | アセトアルデヒド |
|---|
| (3) | 塩化ビニル用検知管 | 塩化水素 |
|---|
| (4) | ベンゼン用検知管 | キシレン |
|---|
| (5) | シアン化水素用検知管 | アンモニア |
正答 (5)
検知管は、目的の物質以外の共存ガスによって、指示値が高く出る(プラスの妨害)か、低く出る(マイナスの妨害)ことがあります。シアン化水素用検知管では、アンモニアが、マイナスの妨害を示します。「プラスの妨害を示す物質」とする選択肢5は誤りです。
同じ型の問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中3回出題されており、解き方を押さえれば、何とか得点できるからです。
物質の表で解く:シアン化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中3回出題(出題確率25%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
次の化合物のうち、1気圧における沸点が最も低いものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)塩化ビニル
- (3)クロロホルム
- (4)1,1-ジメチルヒドラジン
- (5)フッ化水素
正答 (2)
1気圧での沸点は、塩化ビニルが約−13℃、エチレンイミンが約56℃、クロロホルムが約61℃、1,1-ジメチルヒドラジンが約63℃、フッ化水素が約20℃です。最も低いのは塩化ビニルで、(2)です。(沸点は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
特定化学物質Ⓐとそのガスクロマトグラフ分析法に用いる検出器Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリルアミド | アルカリ熱イオン化検出器(FTD) |
|---|
| (2) | 塩化ビニル | 水素炎イオン化検出器(FID) |
|---|
| (3) | 塩素化ビフェニル(PCB) | 電子捕獲検出器(ECD) |
|---|
| (4) | o-フタロジニトリル | 質量分析器(MS) |
|---|
| (5) | ジクロロメタン | 炎光光度検出器(FPD) |
正答 (5)
ジクロロメタンは、ハロゲンを含む化合物ですが、ガスクロマトグラフでは、水素炎イオン化検出器(FID)などで分析します。炎光光度検出器(FPD)は、リンや硫黄を含む化合物に選択性がある検出器なので、ジクロロメタンとの組合せは不適切です。よって(5)です。
アクリルアミドはFTD、塩化ビニルはFID、塩素化ビフェニル(PCB)はECD、o-フタロジニトリルは質量分析器で、適切な組合せです。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、グラスファイバーろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)アクリルアミド
- (3)o-トリジン
- (4)塩化ビニル
- (5)エチルベンゼン
正答 (2)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた、相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。同じ問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法による捕集が不適当なものはどれか。
- (1)p-ジメチルアミノアゾベンゼン
- (2)塩化ビニル
- (3)オーラミン
- (4)コールタール
- (5)マゼンタ
正答 (2)
塩化ビニルは、常温で気体なので、ろ過捕集法では捕集できません(固体捕集法または直接捕集法を使います)。「塩化ビニル」とする選択肢2は、ろ過捕集法による捕集が不適当です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
p-ジメチルアミノアゾベンゼン、オーラミン、コールタール、マゼンタは、粒子状(粉じん)の物質で、ろ過捕集法で捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その分子式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリロニトリル | C₃H₃N |
|---|
| (2) | 酸化プロピレン | C₃H₆O |
|---|
| (3) | β-プロピオラクトン | C₃H₄O₂ |
|---|
| (4) | ホルムアルデヒド | CH₂O |
|---|
| (5) | 塩化ビニル | C₂H₂Cl₂ |
正答 (5)
各化合物の分子式を確認します。
- アクリロニトリル(CH₂=CH−CN):C₃H₃N
- 酸化プロピレン:C₃H₆O
- β-プロピオラクトン:C₃H₄O₂
- ホルムアルデヒド(HCHO):CH₂O
- 塩化ビニル(CH₂=CHCl):C₂H₃Cl
「C₂H₂Cl₂」とする選択肢5は誤りです(C₂H₂Cl₂は、ジクロロエチレンの分子式です)。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の特定化学物質のうち、液体捕集法による試料採取が適切でないものはどれか。
- (1)塩化ビニル
- (2)アクリロニトリル
- (3)硫化水素
- (4)フッ化水素
- (5)硫酸ジメチル
正答 (1)
塩化ビニルは、常温で気体で、水にほとんど溶けないので、液体捕集法による試料採取は適切ではありません(固体捕集法または直接捕集法を使います)。よって(1)です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
アクリロニトリル、硫化水素、フッ化水素、硫酸ジメチルは、液体捕集法で捕集できます。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
塩化ビニル及び臭化メチルの1気圧における物性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)塩化ビニルの方が、臭化メチルより沸点が高い。
- (2)臭化メチルの方が、塩化ビニルより融点が高い。
- (3)両物質とも25℃で気体である。
- (4)両物質とも、その融点は水の融点より低い。
- (5)臭化メチルの沸点は、水の融点より高い。
正答 (1)
1気圧での沸点は、塩化ビニルが約−13℃、臭化メチルが約4℃で、塩化ビニルのほうが低いです。「塩化ビニルの方が、臭化メチルより沸点が高い」とする選択肢1は誤りです。
臭化メチルの融点(約−94℃)は、塩化ビニルの融点(約−154℃)より高いです。両物質とも、25℃で気体で、融点は水の融点(0℃)より低いです。臭化メチルの沸点(約4℃)は、水の融点(0℃)より高いです。(物性値は、一般的な化学便覧の概数です。)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:いずれも初見の選択肢であり、問題のテーマとしても頻出テーマではないからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)誤った記述正答(初見):全12回中1回出題(出題確率8%)論点「臭化メチルの方が、塩化ビニルより融点が高い。」
- (2)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「臭化メチルの方が、塩化ビニルより融点が高い。」
- (3)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「両物質とも25℃で気体である。」
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「両物質とも、その融点は水の融点より低い。」
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:1回論点「臭化メチルの沸点は、水の融点より高い。」原理「沸点・融点・蒸気圧の比較(分子間力)」:全12回中5回出題
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の㋑から㋥の測定対象物質について、相補型ろ過捕集方法(ろ過捕集材と吸着剤とを組み合わせた捕集方法)により捕集することが必要であるものの組合せは下のうちどれか。
㋑塩化ビニル
㋺ o-フタロジニトリル
㋩オーラミン
㋥アクリルアミド
- (1)㋑㋺
- (2)㋑㋥
- (3)㋺㋩
- (4)㋺㋥
- (5)㋩㋥
正答 (4)
相補型ろ過捕集方法(ろ過捕集材と吸着剤の組合せ)が必要なのは、粒子とガス(蒸気)の両方の状態で存在する物質です。
- ㋺ o-フタロジニトリル:ろ紙と固体捕集用充填剤の組合せで捕集します。
- ㋥ アクリルアミド:ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトの組合せで捕集します。
- ㋑ 塩化ビニルは気体(直接捕集法・固体捕集法)、㋩ オーラミンは粒子(ろ過捕集法)で、相補型は不要です。
よって(4)の㋺㋥です。同じ問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)