問7
金属による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)粉状のニッケル化合物は、生殖毒性、皮膚感作性のほか、ヒトに対する発がん性があるとされている。
- (2)インジウム化合物は、間質性肺炎を引き起こすほか、ヒトに対する発がん性が疑われている。
- (3)無機水銀は、腎障害を起こす。
- (4)鉛中毒では、ヘム合成過程の阻害による貧血が起こる。
- (5)カドミウムは、主として肝臓障害を起こす。
正答 (5)
カドミウムは、主として腎臓(腎臓皮質)に蓄積し、腎機能障害(低分子蛋白尿など)を起こします。主として肝臓障害とする選択肢5は誤りです。
平成30年度第1回にも、カドミウムは主として腎臓皮質に蓄積する、という正しい記述があります。
この問題のひっかけパターン:金属ごとの健康障害の取り違え
カドミウム-腎障害・肺気腫、クロム酸-鼻中隔穿孔、6価クロムが3価より強毒。天然のコバルトは放射性ではない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)