作業環境測定士試験 過去問解説
令和7年度 第2回(2026年2月実施) 労働衛生一般 ランクA

問9

金属及びその化合物による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)アルキル水銀化合物が経口的に摂取された場合の標的臓器は脳で、視野狭窄、聴覚障害、運動障害などが生じる。
  2. (2)カドミウムにばく露されると、腎機能障害を起こし、通常は尿中に排泄されない低分子たんぱく質が排泄されるようになるため、低分子たんぱく質である β₂-ミクログロブリンの尿中の量は、カドミウムばく露の生物学的モニタリング指標として用いられる。
  3. (3)クロム化合物のうち、クロムが6価のものは、皮膚に接触すると充血や潰瘍を生じるほか、長期間のばく露によって、鼻中隔穿孔、肺がんなどを生じる。
  4. (4)コバルト及びその化合物は、体内に入ると、貧血、末梢神経障害、腎機能障害を生じるほか、生殖毒性がある。
  5. (5)ニッケルは、呼吸器や皮膚に対する感作性があるほか、腎臓に対し障害を引き起こす。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)