問20
酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)酸素欠乏等とは、空気中の酸素の濃度が18%未満である状態又は空気中の硫化水素の濃度が10ppmを超える状態をいう。
- (2)海水が滞留している暗きょの内部における作業は、第1種酸素欠乏危険作業である。
- (3)酸素欠乏危険作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、原則として、法定の科目について特別の教育を行わなければならない。
- (4)酸素又は硫化水素の濃度が法定の基準を満たすようにするため、酸素欠乏危険作業を行う場所を換気するときは、純酸素を使用してはならない。
- (5)乾性油その他空気中の酸素を吸収する物質を入れてあるタンクの内部における作業は、第1種酸素欠乏危険作業である。
正答 (2)
海水が滞留している暗きょの内部は、酸素欠乏に加えて硫化水素中毒の危険がある場所なので、第2種酸素欠乏危険作業です。第1種とする選択肢2は誤りです。
この問題のひっかけパターン:第1種・第2種酸素欠乏危険作業の区分
第2種は、硫化水素中毒の危険もある場所(し尿・汚水・腐泥、海水が滞留している暗きょ等)。硫化鉱や鋼製タンクの内部など酸素欠乏だけの危険のある場所は第1種。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)