問20
次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
- (1)第一鉄塩類を含有している地層に接する井戸の内部における作業は、第2種酸素欠乏危険作業である。
- (2)第2種酸素欠乏危険作業に係る作業場については、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定しなければならない。
- (3)常時粉じん作業に従事する労働者で、じん肺管理区分が管理1であるものに対しては、3年以内ごとに1回、定期的に、じん肺健康診断を行わなければならない。
- (4)常時粉じん作業に従事する労働者で、じん肺管理区分が管理2であるものに対しては、1年以内ごとに1回、定期的に、じん肺健康診断を行わなければならない。
- (5)石綿等が使用されている建築物の解体作業に係る業務に労働者を就かせるときは、その業務に関する衛生のための特別教育を行わなければならない。
正答 (1)
第一鉄塩類を含有している地層に接する井戸の内部は、酸素欠乏の危険がある場所ですが、硫化水素の危険はないので、第1種酸素欠乏危険作業です。第2種とする選択肢1は誤りです。
根拠:労働安全衛生法施行令別表第六第一号ロ。
この問題で狙われた罠:第1種・第2種酸素欠乏危険作業の区分
第2種は、硫化水素中毒の危険もある場所(し尿・汚水・腐泥、海水が滞留している暗きょ等)。硫化鉱や鋼製タンクの内部など酸素欠乏だけの危険のある場所は第1種。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)