吸光度と透過率の関係
分析に関する概論・原理・過去23回中11回、関連する論点が出題
原理
吸光度は、透過率の逆数の常用対数で表す。透過率が50%なら吸光度は約0.30、10%なら1.0。
A = −log₁₀T = 2 − log₁₀T(Tは透過率%)
この原理で解ける論点は7個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(8問)
令和7年度 第2回(2026年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)透過率(透過光の強さ / 入射光の強さ)の逆数の対数が吸光度である。
- (2)透過率は、光路の長さに反比例する。
- (3)吸光度は、測定対象物質の濃度に比例する。
- (4)測定対象物質の濃度の異なる溶液の吸光度を測定して、検量線を作成する。
- (5)定量分析は、検量線の直線範囲内で行う。
正答 (2)
吸光度は光路の長さに比例しますが、透過率は光路の長さに反比例するわけではありません。吸光度 A = −log T なので、光路長が2倍になると吸光度は2倍、透過率は2乗(たとえば 0.5 が 0.25)になります。選択肢2は誤りです。
「比例するのは吸光度、透過率は指数的に減る」と覚えておけば、光路長や濃度を変えたときの問題にも対応できます。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:初見の選択肢ですが、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、解けます。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:1回論点「吸光度は、透過率の逆数の対数である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「透過率は、光路の長さに反比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:8回論点「測定対象物質ごとに異なる。」
- (4)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「測定対象物質の濃度の異なる溶液の吸光度を測定して、検量線を作成する」
- (5)正しい記述:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「定量分析は、検量線の直線範囲内で行う。」原理「検量線法・標準添加法・内標準法」:全23回中7回出題
光路長に比例するのは吸光度。透過率は比例も反比例もしない(指数的に減る)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第2回・2026年2月実施)
令和4年度 第2回(2023年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)透過率は、入射光の強さに対する透過光の強さの比である。
- (2)透過率は、光が通過する溶液層の厚さに比例する。
- (3)吸光度は、透過率の逆数の対数である。
- (4)吸光度は、溶液の濃度に比例する。
- (5)吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。
正答 (2)
透過率は、溶液層の厚さ(光路長)に比例するのではなく、厚さが増えると指数的に減少します。光路長に比例するのは吸光度です。選択肢2は誤りです。
令和7年度第2回にも、同じ形の誤り(反比例する)があります。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「入射光の強さに対する透過光の強さの比が透過率である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中2回出題(出題確率9%)論点「透過率は、光が通過する溶液層の厚さに比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:3回論点「吸光度は、透過率の逆数の対数である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:2回論点「吸光度は、光路長に比例する。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中11回出題(出題確率48%)/同じ記述の出題:3回論点「吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。」
可視部はタングステン(ハロゲン)ランプ、紫外部は重水素放電管。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)
令和3年度 第2回(2022年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)透過率は、入射光の強さに対する透過光の強さの比である。
- (2)透過率は、光が通過する溶液層の厚さに比例する。
- (3)吸光度は、透過率の逆数の対数である。
- (4)吸光度は、溶液の濃度に比例する。
- (5)吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。
正答 (2)
透過率は、光が通る溶液層の厚さに比例するのではなく、厚さが増すと指数的に減少します。選択肢2は誤りです。厚さに比例するのは吸光度です。
透過率は、入射光に対する透過光の強さの比で(選択肢1)、吸光度は透過率の逆数の対数です(選択肢3)。吸光度は溶液の濃度に比例し(選択肢4)、通常、極大吸収波長で測定します(選択肢5)。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「入射光の強さに対する透過光の強さの比が透過率である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中2回出題(出題確率9%)論点「透過率は、光が通過する溶液層の厚さに比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:3回論点「吸光度は、透過率の逆数の対数である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:2回論点「吸光度は、光路長に比例する。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中11回出題(出題確率48%)/同じ記述の出題:3回論点「吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。」
光路長に比例するのは吸光度。透過率は比例も反比例もしない(指数的に減る)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第2回・2022年2月実施)
令和元年度 第2回(2020年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)透過率は、入射光の強さ(I₀)に対する透過光の強さ(I)の比 I / I₀ である。
- (2)透過率は、試料セルの光路長に比例する。
- (3)吸光度は、透過率の逆数の対数で表せる。
- (4)吸光度は、測定対象物質の濃度に比例する。
- (5)吸光度の測定は、通常、極大吸収波長で行う。
正答 (2)
透過率は、光路長が長くなると指数的に減少し、光路長に比例するわけではありません。光路長に比例するのは吸光度です。選択肢2は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「入射光の強さに対する透過光の強さの比が透過率である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「透過率は、試料セルの光路長に比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:3回論点「吸光度は、透過率の逆数の対数である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:8回論点「測定対象物質ごとに異なる。」
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中11回出題(出題確率48%)/同じ記述の出題:4回論点「吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。」
光路長に比例するのは吸光度。透過率は比例も反比例もしない(指数的に減る)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)
平成29年度 第2回(2018年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)試料溶液を透過した光の強さは、ランベルト・ベールの法則に従う。
- (2)試料溶液を透過した光の強さは、試料成分の濃度に比例する。
- (3)吸光度は、溶液層の厚さ(光路長)に比例する。
- (4)モル吸光係数は、波長により異なる。
- (5)モル吸光係数の単位は、mol⁻¹·L·cm⁻¹で表すことができる。
正答 (2)
試料溶液を透過した光の強さは、試料成分の濃度が増えると指数的に減少します。濃度に比例するのは吸光度なので、選択肢2は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中2回出題(出題確率9%)論点「試料溶液を透過した光の強さは、ランベルト・ベールの法則に従う。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「透過率は、試料セルの光路長に比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中7回出題(出題確率30%)/同じ記述の出題:1回論点「吸光度は、光路長に比例する。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:4回論点「モル吸光係数は、波長により異なる。」原理「モル吸光係数の性質」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:2回論点「モル吸光係数の単位は、mol⁻¹·L·cm⁻¹で表される。」原理「モル吸光係数の性質」:全23回中11回出題
吸光度=log(I₀/I)=−log T。透過光の強さは濃度に比例しない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、I₀を入射光の強さ、Iを透過光の強さとする。
- (1)透過パーセントは、(I/I₀)×100である。
- (2)吸光度は、log(I/I₀)である。
- (3)吸光度は、測定対象物質の濃度に比例する。
- (4)吸光度は、試料セルの光路長に比例する。
- (5)吸光度の測定は、通常、極大吸収波長で行う。
正答 (2)
吸光度は、透過率の逆数の対数、つまり log(I₀/I) です。log(I/I₀) とする選択肢2は、分子と分母が逆で誤りです。
log(I/I₀) は透過率の対数で、負の値になります。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:初見の選択肢ですが、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、解けます。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「透過パーセントは、(I/I₀)×100である。」
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「吸光度は、log(I/I₀)である。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:8回論点「測定対象物質ごとに異なる。」
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「吸光度は、試料セルの光路長に比例する。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中11回出題(出題確率48%)/同じ記述の出題:4回論点「吸光度は、通常、極大吸収波長で測定する。」
吸光度=log(I₀/I)=−log T。透過光の強さは濃度に比例しない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)吸光度は、透過度(透過光の強度(入射光の強度)の逆数の対数で表される。
- (2)試料溶液を透過する光の強さは、試料セルの光路長に比例する。
- (3)試料溶液を透過する光の強さは、測定対象物質の濃度が増加するとともに指数関数的に減少する。
- (4)モル吸光係数は、波長により異なる。
- (5)モル吸光係数は、溶媒の種類により異なることがある。
正答 (2)
試料溶液を透過する光の強さは、光路長に比例するのではなく、光路長が長くなると指数的に減少します。選択肢2は誤りです。
光路長に比例するのは吸光度です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:2回論点「吸光度は、透過率の逆数の対数である。」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「透過率は、試料セルの光路長に比例する。(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (3)正しい記述初見:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「試料溶液を透過する光の強さは、測定対象物質の濃度が増加するとともに指数関数的に減少する」
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:4回論点「モル吸光係数は、波長により異なる。」原理「モル吸光係数の性質」:全23回中11回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:2回論点「モル吸光係数は、溶媒の種類により異なることがある。」原理「モル吸光係数の性質」:全23回中11回出題
吸光度=log(I₀/I)=−log T。透過光の強さは濃度に比例しない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成27年度 第2回(2016年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)吸光度Eと透過率T(%)との関係は、E=log₁₀(T/100)である。
- (2)吸光度は、測定対象物質の濃度に比例する。
- (3)吸光度は、試料セルの光路長に比例する。
- (4)吸光度は、呈色後の時間により変化することがある。
- (5)モル吸光係数は、波長により異なる。
正答 (1)
吸光度 E と透過率 T(%)の関係は、E = log₁₀(100/T) です。E = log₁₀(T/100) とする選択肢1は、分子と分母が逆で誤りです。
T/100 は1以下なので、その対数は負になってしまいます。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:初見の選択肢ですが、原理「吸光度と透過率の関係」(過去23回中11回出題)を理解していれば、解けます。
原理から解く:吸光度と透過率の関係(過去23回中11回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「吸光度Eと透過率T(%)との関係は、E=log₁₀(T/100)である(誤りの記述)」原理「吸光度と透過率の関係」:全23回中11回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:8回論点「測定対象物質ごとに異なる。」
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)論点「吸光度は、試料セルの光路長に比例する。」原理「ランベルト・ベールの法則」:全23回中12回出題
- (4)正しい記述:全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「吸光度は、呈色後の時間により変化することがある。」
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中6回出題(出題確率26%)/同じ記述の出題:4回論点「モル吸光係数は、波長により異なる。」原理「モル吸光係数の性質」:全23回中11回出題
吸光度=log(I₀/I)=−log T。透過光の強さは濃度に比例しない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第2回・2016年2月実施)