問17
長さ1.5mのカラムを用いてある物質をガスクロマトグラフ分析したところ、保持時間は11.0分で、そのピークのピーク幅は44秒であった。この条件下での理論段数として、正しい値は次のうちどれか。
- (1)15
- (2)225
- (3)450
- (4)900
- (5)3,600
正答 (5)
理論段数は N = 16 × (保持時間 ÷ ピーク幅)² で求めます。保持時間 11.0 分 = 660 秒、ピーク幅 44 秒なので、
N = 16 × (660 ÷ 44)² = 16 × 15² = 3,600
よって(5)が正しい値です。カラムの長さ 1.5 m は使いません。
この問題のひっかけパターン:理論段数・理論段相当高さ・ピーク幅とカラム長
N=L÷H。カラムを2倍にすると理論段数は2倍、理論段相当高さは変わらず、ピーク幅は√2倍。膜厚が厚いと理論段数は小さい。
なぜ?
理論段相当高さは「カラム1段あたりの長さ」なので、カラムの長さでは変わらない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)