作業環境測定士試験 過去問解説

液体捕集は、溶解・反応で捕まえる

デザイン・サンプリング・原理・過去23回中18回、関連する論点が出題

原理

液体捕集では、測定対象物質を溶かす、または反応して捕まえる液を使う。水に溶けにくい物質は、有機溶媒などを使う。捕集率は、直列につないだ後ろの捕集管に漏れる量から評価する。

この原理で解ける論点は5個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(5問)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) デザイン・サンプリング 得点必須S原理で解く

問13

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)液体捕集では、測定対象物質と反応しない捕集液を用いる。
  2. (2)小型ガス吸収管によるガス状物質の捕集では、流量が大きいほど捕集率は低くなる。
  3. (3)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集では、粒径が小さいほど捕集率は低くなる。
  4. (4)直接捕集法では、一般に捕集器具の容積が小さいものほど濃度減衰が速いので、真空捕集瓶は 1 L 以上のもの、捕集袋は 5 L 以上のものを使用する。
  5. (5)セロソルブ類やケトン類を直接捕集する場合には、捕集袋を用いる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和5年度 第2回(2024年2月実施) デザイン・サンプリング 得点必須S原理で解く

問13

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)液体捕集における捕集率は、捕集器具を2本直列につないで試料空気を吸引し、それぞれの器具に捕集された測定対象物質の量を測定することにより推定される。
  2. (2)小型ガス吸収管によりキシレンを液体捕集する際、捕集液には精製水を用いる。
  3. (3)クロム酸ミストの液体捕集には、ミゼットインピンジャーを用いることができる。
  4. (4)メタノールの直接捕集では、真空捕集瓶を使用することができる。
  5. (5)直接捕集に用いる捕集袋内面の洗浄に、水や洗剤を用いてはならない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) デザイン・サンプリング 得点必須S原理で解く

問13

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集では、吸引流量を3 L・min⁻¹ とする。
  2. (2)バブラーによるガス状物質の捕集では、気泡が小さいほど捕集率は高くなる。
  3. (3)小型ガス吸収管による有機溶剤など揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が高いほど捕集率は高くなる。
  4. (4)捕集袋を再度使用する場合には、窒素又は清浄空気で内面を十分に洗浄する。
  5. (5)フッ化水素の捕集には、ミゼットインピンジャーを用いることができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

平成29年度 第2回(2018年2月実施) デザイン・サンプリング 得点必須S原理で解く

問12

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集では、吸引流量を3L/min前後とする。
  2. (2)バブラーによるガス状物質の捕集では、気泡が小さいほど捕集率は高くなる。
  3. (3)小型ガス吸収管による有機溶剤など揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が高いほど捕集率は高くなる。
  4. (4)捕集袋を再度使用する場合には、清浄空気で内面を十分に洗浄する。
  5. (5)真空捕集びんのコックには、グリースの使用は避ける。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) デザイン・サンプリング 得点必須S原理で解く

問12

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)小型ガス吸収管による有機溶剤などの揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が低いほど捕集率は高くなる。
  2. (2)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集は、慣性衝突効果によるものである。
  3. (3)真空捕集びんは、内面が測定対象物質に不活性で、内容積が1L以上のものを用いる。
  4. (4)真空捕集びんのコックには、グリースの使用は避ける。
  5. (5)バブラーによるガス状物質の捕集では、気泡が大きいほど捕集率は高くなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)