作業環境測定士試験 過去問解説

小型ガス吸収管(捕集液と温度)

ランクB デザイン・サンプリング・2回出題

正しい理解

捕集液の温度は低いほど捕集率が高い。キシレンのように水に溶けない物質に精製水は使わない。

なぜそうなるのか

揮発性物質は温度が低いほど液にとどまる。捕集液は対象物質を溶かすものを選ぶ。

この罠が狙われた問題

令和5年度 第2回(2024年2月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問13

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)液体捕集における捕集率は、捕集器具を2本直列につないで試料空気を吸引し、それぞれの器具に捕集された測定対象物質の量を測定することにより推定される。
  2. (2)小型ガス吸収管によりキシレンを液体捕集する際、捕集液には精製水を用いる。
  3. (3)クロム酸ミストの液体捕集には、ミゼットインピンジャーを用いることができる。
  4. (4)メタノールの直接捕集では、真空捕集瓶を使用することができる。
  5. (5)直接捕集に用いる捕集袋内面の洗浄に、水や洗剤を用いてはならない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問13

液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集では、吸引流量を3 L・min⁻¹ とする。
  2. (2)バブラーによるガス状物質の捕集では、気泡が小さいほど捕集率は高くなる。
  3. (3)小型ガス吸収管による有機溶剤など揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が高いほど捕集率は高くなる。
  4. (4)捕集袋を再度使用する場合には、窒素又は清浄空気で内面を十分に洗浄する。
  5. (5)フッ化水素の捕集には、ミゼットインピンジャーを用いることができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)