りん酸法による石英含有率の計算
ランクS 鉱物性粉じん・5回出題
正しい理解
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
このひっかけパターンが出た問題
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
鉱物性粉じん
得点必須S
王水添加りん酸法により、石英含有率を求めるため、液相沈降法により10µm以下に粒度調整した試料 200.00 mg を王水及び熱リン酸で処理し、りん酸残渣として 45.25 mg を得た。このりん酸残渣を白金るつぼに移し、フッ化水素酸で処理したところ、ふっ化水素酸残渣 0.75 mg が得られた。この試料の石英含有率(%)として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、標準石英について求めたりん酸残渣率は95.0 %であったものとする。
- (1)21.1
- (2)22.3
- (3)23.0
- (4)23.4
- (5)24.2
正答 (4)
法改正に関する注意:令和8年10月1日施行の作業環境測定基準の改正で、遊離けい酸の分析方法に関する規定(第2条の3)が加わりました。この解説は旧版のガイドブックにもとづいています。現行の条文で内容が変わっている場合は、現行の条文が優先されます。
次の順で計算します。
- りん酸残渣中の石英の量:りん酸残渣(45.25 mg)から、フッ化水素酸残渣(0.75 mg、石英以外の溶け残り)を引くと、45.25 − 0.75 = 44.50 mg
- 標準石英のりん酸残渣率が95.0%なので、もとの石英の量は、44.50 ÷ 0.950 ≒ 46.84 mg
- 石英含有率 = 46.84 ÷ 200.00 ≒ 0.234 = 23.4%
よって(4)です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック1[鉱物性粉じん・石綿・RCF]の測定の実務』(旧版))
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「りん酸法による石英含有率の計算」(過去12回中5回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中5回出題(出題確率42%)
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
鉱物性粉じん
得点必須S
りん酸法により、石英含有率を求めるため、液相沈降法により 10 µm以下に粒度調整した試料200.00 mg を熱リン酸で処理し、りん酸残渣として 44.00 mgを得た。このりん酸残渣を白金るつぼに移し、フッ化水素酸で処理したところ、フッ化水素酸残渣 0.20 mg が得られた。石英含有率(%)の値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、標準石英について求めたりん酸残渣率は 96.0 %であったものとする。
- (1)20.7
- (2)21.0
- (3)22.0
- (4)22.4
- (5)22.8
正答 (5)
法改正に関する注意:令和8年10月1日施行の作業環境測定基準の改正で、遊離けい酸の分析方法に関する規定(第2条の3)が加わりました。この解説は旧版のガイドブックにもとづいています。現行の条文で内容が変わっている場合は、現行の条文が優先されます。
次の順で計算します。
- りん酸残渣中の石英の量:りん酸残渣(44.00 mg)から、フッ化水素酸残渣(0.20 mg)を引くと、44.00 − 0.20 = 43.80 mg
- 標準石英のりん酸残渣率が96.0%なので、もとの石英の量は、43.80 ÷ 0.960 ≒ 45.63 mg
- 石英含有率 = 45.63 ÷ 200.00 ≒ 0.228 = 22.8%
よって(5)です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック1[鉱物性粉じん・石綿・RCF]の測定の実務』(旧版))
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「りん酸法による石英含有率の計算」(過去12回中5回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中6回出題(出題確率50%)
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
鉱物性粉じん
得点必須S
りん酸法により、石英含有率を求めるため、液相沈降法により 10 µm 以下に粒度調整した試料 200.00 mg を熱リン酸で処理し、りん酸残渣として 40.00 mg を得た。このりん酸残渣を白金るつぼに移し、フッ化水素酸で処理したところ、ふっ化水素酸残渣 0.50 mg が得られた。石英含有率(%)の値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、標準石英について求めたりん酸残渣率は 96.0 % であったものとする。
- (1)19.0
- (2)19.4
- (3)19.8
- (4)20.6
- (5)21.1
正答 (4)
法改正に関する注意:令和8年10月1日施行の作業環境測定基準の改正で、遊離けい酸の分析方法に関する規定(第2条の3)が加わりました。この解説は旧版のガイドブックにもとづいています。現行の条文で内容が変わっている場合は、現行の条文が優先されます。
次の順で計算します。
- りん酸残渣中の石英の量:りん酸残渣(40.00 mg)から、フッ化水素酸残渣(0.50 mg)を引くと、40.00 − 0.50 = 39.50 mg
- 標準石英のりん酸残渣率が96.0%なので、もとの石英の量は、39.50 ÷ 0.960 ≒ 41.15 mg
- 石英含有率 = 41.15 ÷ 200.00 ≒ 0.2057 = 20.6%
よって(4)です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「りん酸法による石英含有率の計算」(過去12回中5回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中6回出題(出題確率50%)
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
鉱物性粉じん
得点必須S
りん酸法により、石英含有率を求めるため、液相沈降法により 10 µm 以下に粒度調整した試料 200.00 mg を熱りん酸で処理し、りん酸残渣として 45.00 mg を得た。このりん酸残渣を白金るつぼに移し、フッ化水素酸で処理したところ、フッ化水素酸残渣 0.75 mg が得られた。石英含有率(%)の値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、標準石英について求めたりん酸残渣率は 96.0 % であったものとする。
- (1)21.2
- (2)21.6
- (3)22.1
- (4)22.5
- (5)23.0
正答 (5)
法改正に関する注意:令和8年10月1日施行の作業環境測定基準の改正で、遊離けい酸の分析方法に関する規定(第2条の3)が加わりました。この解説は旧版のガイドブックにもとづいています。現行の条文で内容が変わっている場合は、現行の条文が優先されます。
次の順で計算します。
- りん酸残渣中の石英の量:45.00 − 0.75 = 44.25 mg
- 標準石英のりん酸残渣率が96.0%なので、もとの石英の量は、44.25 ÷ 0.960 ≒ 46.09 mg
- 石英含有率 = 46.09 ÷ 200.00 ≒ 0.2305 = 23.0%
よって(5)です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「りん酸法による石英含有率の計算」(過去12回中5回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中6回出題(出題確率50%)
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
鉱物性粉じん
得点必須S
りん酸法により、石英含有率を求めるため、液相沈降法により10μm以下に粒度調整した試料200.00mgをりん酸で処理し、りん酸残渣として55.00mgを得た。このりん酸残渣を白金るつぼに移し、フッ化水素酸で処理したところ、フッ化水素酸残渣0.70mgが得られた。石英含有率(%)の値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、標準石英について求めたりん酸残渣率は98.0%であったものとする。
- (1)26.6
- (2)26.8
- (3)27.2
- (4)27.7
- (5)28.4
正答 (4)
法改正に関する注意:令和8年10月1日施行の作業環境測定基準の改正で、遊離けい酸の分析方法に関する規定(第2条の3)が加わりました。この解説は旧版のガイドブックにもとづいています。現行の条文で内容が変わっている場合は、現行の条文が優先されます。
次の順で計算します。
- りん酸残渣中の石英の量:りん酸残渣(55.00 mg)から、フッ化水素酸残渣(0.70 mg)を引くと、55.00 − 0.70 = 54.30 mg
- 標準石英のりん酸残渣率が98.0%なので、もとの石英の量は、54.30 ÷ 0.980 ≒ 55.41 mg
- 石英含有率 = 55.41 ÷ 200.00 ≒ 0.277 = 27.7%
よって(4)です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「りん酸法による石英含有率の計算」(過去12回中5回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中6回出題(出題確率50%)
石英の量=(りん酸残渣−フッ化水素酸残渣)÷標準石英のりん酸残渣率。含有率=石英の量÷試料量。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)