エチルベンゼン
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中4回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| 固体捕集法-ガスクロマトグラフ分析法 |
球状活性炭、活性炭 |
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p.371〜374 |
| 直接捕集法-ガスクロマトグラフ分析法 |
捕集袋 |
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FID |
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p.375〜384 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(4問・4回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法を組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチルベンゼン
- (2)アクリロニトリル
- (3)o-フタロジニトリル
- (4)塩化ビニル
- (5)o-トルイジン
正答 (3)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
エチルベンゼン、アクリロニトリル、塩化ビニルは、固体捕集方法(または直接捕集方法)、o-トルイジンは、固体捕集方法または液体捕集方法です。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
次の測定対象物質のうち、固体捕集法による捕集が不適切なものはどれか。
- (1)アクリロニトリル
- (2)エチルベンゼン
- (3)ベンゼン
- (4)ベンゾトリクロリド
- (5)マゼンタ
正答 (5)
マゼンタは、粒子状(粉じん)の物質(塩基性色素)で、ろ過捕集で捕集します。固体捕集法は、ガス状・蒸気状の物質を、活性炭などの捕集剤に吸着させる方法なので、マゼンタには不適切です。よって(5)です。
アクリロニトリル、エチルベンゼン、ベンゼン、ベンゾトリクロリドは、固体捕集法で捕集できます。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、グラスファイバーろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた相補型ろ過捕集法により捕集するものはどれか。
- (1)エチレンイミン
- (2)アクリルアミド
- (3)o-トリジン
- (4)塩化ビニル
- (5)エチルベンゼン
正答 (2)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた、相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。同じ問題は、令和4年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
得点必須S原理で解く
ガスクロマトグラフ分析法による環境空気中のエチルベンゼン濃度の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)エチルベンゼンの捕集は、直接捕集法で行うことができる。
- (2)活性炭管を用いた固体捕集法では、0.2L/minの流量で試料空気を吸引する。
- (3)活性炭からの脱着には、二硫化炭素が用いられる。
- (4)石油系合成(球状)活性炭管で捕集した試料は、捕集後2週間程度保存できる。
- (5)検出器には、電子捕獲検出器(ECD)を用いる。
正答 (5)
エチルベンゼンのガスクロマトグラフ分析法では、検出器に、水素炎イオン化検出器(FID)を使います。「電子捕獲検出器(ECD)」とする選択肢5は誤りです(ECDは、ハロゲンなど、電子親和力の強い物質に高感度な検出器です)。
エチルベンゼンの捕集は、直接捕集法でもできます。活性炭管を使う固体捕集法では、0.2 L/minの流量で吸引し、活性炭からの脱着には、二硫化炭素を使います。石油系合成(球状)活性炭管に捕集した試料は、捕集後2週間程度保存できます。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、原理「検出器の原理(FID・FPD・ECD・電気化学・紫外可視)」(過去12回中9回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:検出器の原理(FID・FPD・ECD・電気化学・紫外可視)(過去12回中9回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「エチルベンゼンの捕集は、直接捕集法で行うことができる。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:1回論点「捕集は、30L・min⁻¹の一定流量で試料空気を吸引する。」
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中5回出題(出題確率42%)/同じ記述の出題:3回論点「活性炭からの脱着には、二硫化炭素を用いる。」
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「石油系合成(球状)活性炭管で捕集した試料は、捕集後2週間程度保存できる」
- (5)誤った記述正答(原理から解ける):全12回中2回出題(出題確率17%)論点「塩素化ビフェニル電子捕獲検出器(ECD)」原理「検出器の原理(FID・FPD・ECD・電気化学・紫外可視)」:全12回中9回出題
アクリルアミドのガスクロマトグラフ分析法は、次のとおりです。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)