硫酸ジメチル
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中7回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| 固体捕集法-ガスクロマトグラフ分析法 |
|
エチルエーテル |
|
|
p.351〜353 |
| 液体捕集法-吸光光度分析法 |
|
|
|
580nm |
p.353〜356 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(11問・7回)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
特定化学物質Ⓐとそのガスクロマトグラフ分析に用いる検出器Ⓑとの次の組合せのうち、不適当なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリロニトリル | 電子捕獲検出器(ECD) |
|---|
| (2) | アクリルアミド | フレーム熱イオン化検出器(FTD、TID) |
|---|
| (3) | 臭化メチル | 水素炎イオン化検出器(FID) |
|---|
| (4) | ナフタレン | 質量分析器(MS) |
|---|
| (5) | 硫酸ジメチル | 炎光光度検出器(FPD) |
正答 (1)
アクリロニトリルのガスクロマトグラフ分析では、窒素を含む化合物に高感度なフレーム熱イオン化検出器(FTD)を使います。電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲンなど電子親和力の強い物質に高感度な検出器なので、アクリロニトリルとの組合せは不適当です。よって(1)です。
硫酸ジメチルは、Porapak Nの捕集管に捕集し、炎光光度検出器(FPD)で分析します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリロニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリロニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準溶液の調製に使用する標準物質Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
|---|
| (2) | シアン化水素 | シアン化カリウム |
|---|
| (3) | 硫化水素 | 硫化ナトリウム |
|---|
| (4) | 硫酸ジメチル | 硫酸ナトリウム |
|---|
| (5) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
正答 (4)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって決まります。
- シアン化水素:シアン化カリウム
- 臭化メチル:臭化カリウム
- 硫化水素:硫化ナトリウム
- フッ化水素:フッ化ナトリウム
- 硫酸ジメチル:硫酸ナトリウムではありません。硫酸ジメチルの標準液は、硫酸ジメチルそのものを、溶媒に溶かして調製します。「硫酸ジメチル/硫酸ナトリウム」とする選択肢4は不適切です。
同様の問題は、令和3年度第1回にも出題され、「塩素/塩化ナトリウム」が不適切(塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウムから調製)とされ、「硫酸ジメチル/メタノール」は、適切な組合せとして扱われています。この問題の正誤は、出題実績にもとづいて判断しています。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、全12回中3回出題されており、解き方を押さえれば、何とか得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中3回出題(出題確率25%)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって決まります。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
特定化学物質Ⓐとそのガスクロマトグラフ分析に用いる検出器Ⓑとの次の組合せとして、不適当なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリロニトリル | アルカリ熱イオン化検出器(FTD) |
|---|
| (2) | ホルムアルデヒド | 水素炎イオン化検出器(FID) |
|---|
| (3) | 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA) | 電子捕獲検出器(ECD) |
|---|
| (4) | ナフタレン | 質量分析器(MS) |
|---|
| (5) | 硫酸ジメチル | 炎光光度検出器(FPD) |
正答 (2)
ホルムアルデヒドは、水素炎イオン化検出器(FID)では検出されません(FIDは、ホルムアルデヒドやギ酸などを検出できません)。「ホルムアルデヒド/FID」とする選択肢2は不適当です。ホルムアルデヒドは、DNPH誘導体にして、質量分析器やHPLCで分析します。
アクリロニトリルは、窒素を含むのでFTD、MOCAは、ハロゲンを含む誘導体にしてECD、ナフタレンは、質量分析器、硫酸ジメチルは、炎光光度検出器(FPD)で分析します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
ホルムアルデヒドは、水素炎イオン化検出器(FID)では検出されません(FIDは、ホルムアルデヒドやギ酸などを検出できません)。ホルムアルデヒドは、DNPH誘導体にして、質量分析器やHPLCで分析します。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準溶液の調製に使用する標準物質Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | シアン化水素 | シアン化カリウム |
|---|
| (2) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
|---|
| (3) | 塩素 | 塩化ナトリウム |
|---|
| (4) | 硫酸ジメチル | メタノール |
|---|
| (5) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
正答 (3)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって異なります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します(ヨウ素滴定で標定)。「塩化ナトリウム」とする選択肢3は不適切です。
シアン化水素にはシアン化カリウム、臭化メチルには臭化カリウム、フッ化水素にはフッ化ナトリウムを使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって異なります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します(ヨウ素滴定で標定)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
吸光光度分析法による分析において、測定対象物質Ⓐと、標準溶液調製時に標準物質として使用する物質Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | 塩素 | 次亜塩素酸ナトリウム |
|---|
| (2) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
|---|
| (3) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
|---|
| (4) | 硫酸ジメチル | メタノール |
|---|
| (5) | 硫化水素 | 硫酸亜鉛 |
正答 (5)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって決まります。硫化水素の標準溶液は、硫化ナトリウムから調製します。「硫酸亜鉛」は、硫化水素の捕集液に使う試薬で、標準物質ではありません。選択肢5は不適切です。
塩素には次亜塩素酸ナトリウム、臭化メチルには臭化カリウム、フッ化水素にはフッ化ナトリウム、硫酸ジメチルにはメタノールを溶媒として使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「硫化水素」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:硫化水素(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の特定化学物質のうち、液体捕集法による試料採取が適切でないものはどれか。
- (1)酸化プロピレン
- (2)アクリロニトリル
- (3)シアン化カリウム
- (4)ペンタクロロフェノール
- (5)硫酸ジメチル
正答 (1)
酸化プロピレンは、固体捕集法(球状活性炭管など)で捕集します。液体捕集法による試料採取は、適切ではありません。よって(1)です。
アクリロニトリル、シアン化カリウム、ペンタクロロフェノール、硫酸ジメチルは、液体捕集法で捕集できます。
同じ型の問題は、令和6年度第1回にも出題されています(出題実績)。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
吸光光度分析法による分析において、測定対象物質Ⓐとその標準溶液の調製に使用する物質Ⓑとの組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | シアン化水素 | シアン化カリウム |
|---|
| (2) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
|---|
| (3) | 塩素 | 次亜塩素酸ナトリウム |
|---|
| (4) | 硫酸ジメチル | 硫酸ナトリウム |
|---|
| (5) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
正答 (4)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う物質は、測定対象物質によって決まります。硫酸ジメチルの標準液は、硫酸ナトリウムではなく、硫酸ジメチルそのものを、溶媒に溶かして調製します。「硫酸ジメチル/硫酸ナトリウム」とする選択肢4は不適切です。同じ問題は、令和6年度第1回にも出題されています(出題実績)。
シアン化水素にはシアン化カリウム、臭化メチルには臭化カリウム、塩素には次亜塩素酸ナトリウム、フッ化水素にはフッ化ナトリウムを使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって決まります。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
余裕があれば得点C暗記で解く
特定化学物質Ⓐとそのガスクロマトグラフ分析法に用いる検出器Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | アクリルアミド | アルカリ熱イオン化検出器(FTD) |
|---|
| (2) | ホルムアルデヒド | 水素炎イオン化検出器(FID) |
|---|
| (3) | 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA) | 電子捕獲検出器(ECD) |
|---|
| (4) | o-フタロジニトリル | 質量分析器(MS) |
|---|
| (5) | 硫酸ジメチル | 炎光光度検出器(FPD) |
正答 (2)
ホルムアルデヒドは、水素炎イオン化検出器(FID)では検出されません(FIDは、ホルムアルデヒドやギ酸などを検出できません)。「ホルムアルデヒド/FID」とする選択肢2は不適切です。同じ問題は、令和3年度第1回にも出題されています(出題実績)。
アクリルアミドはFTD、MOCAはECD、o-フタロジニトリルは質量分析器(MS)、硫酸ジメチルは炎光光度検出器(FPD)で分析します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、余裕があれば得点したい問題です(学習の優先度:低。過去に1回だけ出題)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去に1回出題されています。余裕があれば、解き方を押さえておくと得点できるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
ホルムアルデヒドは、水素炎イオン化検出器(FID)では検出されません(FIDは、ホルムアルデヒドやギ酸などを検出できません)。ホルムアルデヒドは、DNPH誘導体にして、質量分析器やHPLCで分析します。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の特定化学物質のうち、液体捕集法による試料採取が適切でないものはどれか。
- (1)塩化ビニル
- (2)アクリロニトリル
- (3)硫化水素
- (4)フッ化水素
- (5)硫酸ジメチル
正答 (1)
塩化ビニルは、常温で気体で、水にほとんど溶けないので、液体捕集法による試料採取は適切ではありません(固体捕集法または直接捕集法を使います)。よって(1)です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
アクリロニトリル、硫化水素、フッ化水素、硫酸ジメチルは、液体捕集法で捕集できます。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、直接捕集法でも固体捕集法でも捕集・分析が可能なものはどれか。
- (1)硫酸ジメチル
- (2)ニトログリコール
- (3)アクリロニトリル
- (4)p-ニトロクロロベンゼン
- (5)ニッケルカルボニル
正答 (3)
アクリロニトリルは、直接捕集法(捕集袋など)でも、固体捕集法(活性炭管など)でも、捕集・分析ができる物質です。よって(3)です。
硫酸ジメチルとニトログリコール、p-ニトロクロロベンゼンは、固体捕集法などで捕集します。ニッケルカルボニルは、直接捕集法などで捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリロニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリロニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法による分析において、測定対象物質Ⓐと、標準溶液調製時に標準物質として使用する物質Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | 塩素 | 塩化ナトリウム |
|---|
| (2) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
|---|
| (3) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
|---|
| (4) | 硫化水素 | 硫化ナトリウム |
|---|
| (5) | 硫酸ジメチル | メタノール |
正答 (1)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって決まります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します。「塩化ナトリウム」とする選択肢1は不適切です。同じ問題は、令和3年度第1回にも出題されています(出題実績)。
臭化メチルには臭化カリウム、フッ化水素にはフッ化ナトリウム、硫化水素には硫化ナトリウム、硫酸ジメチルにはメタノールを溶媒として使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって異なります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します(ヨウ素滴定で標定)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)