問17
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準溶液の調製に使用する標準物質Ⓑとの次の組合せのうち、不適切なものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ | |
|---|---|---|
| (1) | シアン化水素 | シアン化カリウム |
| (2) | 臭化メチル | 臭化カリウム |
| (3) | 塩素 | 塩化ナトリウム |
| (4) | 硫酸ジメチル | メタノール |
| (5) | フッ化水素 | フッ化ナトリウム |
正答 (3)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって異なります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します(ヨウ素滴定で標定)。「塩化ナトリウム」とする選択肢3は不適切です。
シアン化水素にはシアン化カリウム、臭化メチルには臭化カリウム、フッ化水素にはフッ化ナトリウムを使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「標準溶液の標準物質の組合せ(塩素は次亜塩素酸ナトリウム)」(過去12回中2回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:標準溶液の標準物質の組合せ(塩素は次亜塩素酸ナトリウム)
吸光光度分析法で、標準溶液の調製に使う標準物質は、測定対象物質によって異なります。塩素の標準溶液は、次亜塩素酸ナトリウム溶液から調製します(ヨウ素滴定で標定)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)