問10
誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES法)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)原子吸光分析法と異なり、測定元素に対応したランプを必要としない。
- (2)プラズマの生成には、アルゴンガスを用いる。
- (3)試料溶液の粘性が測定結果に影響を与える場合がある。
- (4)ネブライザーによって供給された試料の全量が、プラズマ中に導入される。
- (5)原子の発光又はイオンの発光を測定する。
正答 (4)
ネブライザーで霧状にした試料のうち、プラズマに導入されるのは、スプレーチャンバーで粗い液滴を除いたごく一部(数%程度)です。「全量がプラズマ中に導入される」とする選択肢4は誤りです。
平成29年度第2回にも、スプレーチャンバーで粗大な液滴を除くという記述があります。
この問題のひっかけパターン:ICP発光分析法
軸方向観測は高感度で低濃度向き、横方向観測は高濃度向きで干渉に強い。内標準には測定対象とは別の元素を使う。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)