作業環境測定士試験 過去問解説

ICP発光分析法

ランクA 分析に関する概論・3回出題

正しい理解

軸方向観測は高感度で低濃度向き、横方向観測は高濃度向きで干渉に強い。内標準には測定対象とは別の元素を使う。

この罠が狙われた問題

令和6年度 第2回(2025年2月実施) 分析に関する概論 ランクA

問10

誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP- AES法)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料溶液に懸濁物が含まれる場合は、あらかじめろ過する必要がある。
  2. (2)原子吸光分析と比較して、検量線が直線となる濃度範囲が広い。
  3. (3)ネブライザーによる液体試料導入のほか、還元気化による気体試料導入も可能である。
  4. (4)内標準物質として、測定対象物質の安定同位体を使用する。
  5. (5)共存する妨害物質に応じて、測定波長を選択する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)

令和5年度 第2回(2024年2月実施) 分析に関する概論 ランクA

問10

誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES 法)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)代表的な装置の構成は高周波励起源部、発光部、試料導入部、分光測光部、データ処理部からなる。
  2. (2)発光部のプラズマの温度は 6000-10000 K 程度である。
  3. (3)試料導入部のネブライザーは、先端部が細いため、試料溶液中に不溶物がある場合はあらかじめろ過する。
  4. (4)分光測光部はシーケンシャル型検出器とマルチ型検出器に大別されるが、いずれの形式でも多元素分析が可能である。
  5. (5)プラズマの観測方向には軸方向と横方向があり、高濃度の測定には軸方向観測が、低濃度の測定には横方向観測が適している。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)