問11
騒音に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)内耳の有毛細胞が変性し、聴力障害が生じると、騒音ばく露を中止しても聴力の回復は難しい。
- (2)騒音のA測定の平均値の算定には、80dB(A)未満の測定値は含めない。
- (3)騒音性難聴の初期には、4,000Hz付近に聴力低下がみられる。
- (4)騒音による聴力低下は、進行しても老人性の聴力低下との区別は容易である。
- (5)等価騒音レベルは、時間とともに変動する騒音がある場合、そのレベルをある時間の範囲内でこれと等しいエネルギーをもつ定常騒音の騒音レベルで表したものである。
正答 (4)
騒音による聴力低下が進行すると、4,000 Hz 付近の低下(C⁵ dip)がはっきりしなくなり、老人性の聴力低下との区別は難しくなります。「区別は容易」とする選択肢4は誤りです。
この問題のひっかけパターン:騒音性難聴(感音性・内耳・4000Hz)
騒音性難聴は内耳(蝸牛)の障害による感音性難聴で、4000Hz付近から聴力が落ちる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)