作業環境測定士試験 過去問解説

光散乱の原理(粒径・屈折率・波長・角度)

鉱物性粉じん・原理・過去12回中12回、関連する論点が出題

原理

散乱光の強度は、粒径・屈折率・波長・散乱角度によって変わる。同じ質量濃度なら、小さい粒子のほうが、個数が多く、指示値が大きい。

この原理で解ける論点は5個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(8問)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問8

光散乱方式の相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)粒子の粒径が一定であっても、粉じんの種類が異なると相対濃度の値が同じになるとは限らない。
  2. (2)同じ組成、同じ質量濃度の粉じんの場合、粒径 1 µm の粒子の方が 10 µmの粒子より相対濃度の値が大きい。
  3. (3)数 µm の粒径の粒子による散乱光強度は、全方向においてほぼ一定である。
  4. (4)0.1 µm より小さい粒子をほとんど検知しない。
  5. (5)粒子による散乱光の強度は、粒子の屈折率によって異なる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問8

光散乱方式の相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)相対濃度計の計数値は、吸引空気流量にほとんど影響されない。
  2. (2)散乱光の強度は、粒子の屈折率によって異なる。
  3. (3)光源の種類が異なる相対濃度計で求めた質量濃度変換係数は、同じ粉じんであっても異なる値となる。
  4. (4)数 µm の粒子における散乱光の強度は、散乱する方向によって異なる。
  5. (5)同じ組成、同じ質量濃度の粉じんにおいて、粒径1µmの粒子の方が粒径10µm の粒子よりも計数値は小さくなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和5年度 第1回(2023年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問7

光散乱方式の相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)散乱光の強さは、光学系と粒子の系が一定であれば粉じんの濃度に比例する。
  2. (2)散乱光の強さは、入射光の波長が大きいほど大きくなる。
  3. (3)計数値は、空気吸引流量の変化に影響されない。
  4. (4)0.1 µmよりも小さい粒子と数 µmの粒子では、個々の粒子の散乱光の強度は、数 µmの粒子の方が大きい。
  5. (5)0.3 µm以下の粒子では、散乱光強度は角度方向の変動は少ない。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問8

光散乱方式の相対濃度計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)相対濃度計の計数値は、空気吸引流量に影響されない。
  2. (2)相対濃度計の計数値は、相対湿度の影響をほとんど受けない。
  3. (3)粒子の粒径が一定であれば、粉じんの種類が異なっても相対濃度の値は同じとなる。
  4. (4)粒子による散乱光の強度は、粒子の屈折率によって異なる。
  5. (5)同じ組成、同じ質量濃度の粉じんの場合、粒径1 µmの粒子の方が10 µmの粒子より計数値が大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)

令和3年度 第1回(2021年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問8

光散乱方式の相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)計数値は、清浄空気においてもゼロではないので、この数値を差し引いた計数値を相対濃度とする。
  2. (2)計数値は、空気吸引流量にほとんど影響されない。
  3. (3)光散乱特性は、粒子の屈折率によって異なる。
  4. (4)白色光やレーザー光を光源とするが、同じ粉じんであっても光源が異なれば質量濃度変換係数は異なる値となる。
  5. (5)同じ組成、同じ質量濃度の粉じんは、粒径 10 µm の粒子の方が 1 µmの粒子より計数値が大きくなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問7

光散乱方式の相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)散乱光の強さは、光学系と粒子の系が一定であれば粉じんの濃度に比例する。
  2. (2)感度調整は、光源からの光が通る部分に標準散乱板を挿入して行う。
  3. (3)計数値は、空気吸引流量の変化に影響されない。
  4. (4)0.1 µm よりも小さい粒子と数 µm の粒子では、個々の粒子の散乱光の強度は、数 µm の粒子の方が大きい。
  5. (5)数 µm の粒径の粒子による散乱光強度は、全方向においてほぼ一定である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和元年度 第1回(2019年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S原理で解く

問8

光散乱方式の相対濃度計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)散乱光の強度と入射光の強度との比は、入射光の波長によって変化する。
  2. (2)粒子による散乱光の強度は、散乱角度によって異なる。
  3. (3)粒子による散乱光の強度は、その屈折率によって異なる。
  4. (4)粒子の粒径が一定であれば、粉じんの種類が異なっても相対濃度の値は同じとなる。
  5. (5)同じ組成、同じ質量濃度の粉じんは、粒径 1 µm の粒子の方が 10 µmの粒子より計数値が大きい。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)

平成30年度 第1回(2018年8月実施) 鉱物性粉じん 得点必須S暗記で解く

問8

作業環境測定で用いる相対濃度計の特性等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光散乱方式の相対濃度計は、0.1μmより小さい粒子に対する感度は低い。
  2. (2)光散乱方式の相対濃度計は、標準散乱板を用いて校正する。
  3. (3)光散乱方式の相対濃度計では、粒子の屈折率は、光散乱特性に影響しない。
  4. (4)光散乱方式の相対濃度計による測定値は、気温や相対湿度の影響をほとんど受けない。
  5. (5)光散乱方式の相対濃度計では、光源の種類によって光散乱特性が異なる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)