問8
環境空気中の酸化プロピレンのガスクロマトグラフ質量分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)酸化プロピレンの分子量は、58.1である。
- (2)捕集には、直接捕集法又は固体捕集法を用いる。
- (3)固体捕集法では、球状活性炭管を用いる。
- (4)活性炭からの脱着には、トルエン-アセトニトリル溶液を用いる。
- (5)捕集後の活性炭管は、冷蔵保存し一週間以内に分析を行う。
正答 (2)
酸化プロピレンのガスクロマトグラフ質量分析法では、捕集に固体捕集法(球状活性炭管)を使います。「直接捕集法又は固体捕集法」とする選択肢2は誤りです。
酸化プロピレンの分子量は58.1です。活性炭からの脱着には、トルエン-アセトニトリル溶液を使います。捕集後の活性炭管は、冷蔵保存し、一週間以内に分析します。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、正答の選択肢が、過去に複数回出題されており、押さえておけば、正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。「似た記述」は、言い回しが違うが、論点が近いものです。実際の頻度は、これらの間にあることが多いです)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (2)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中2回出題(出題確率17%)
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中2回出題(出題確率17%)
この問題のひっかけパターン:酸化プロピレンの捕集は固体捕集法(球状活性炭管)
酸化プロピレンのガスクロマトグラフ質量分析法では、捕集に固体捕集法(球状活性炭管)を使います。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)