作業環境測定士試験 過去問解説

吸光光度分析法による濃度(ppm)の計算(シアン化水素・p-ニトロクロロベンゼン)

ランクA 特定化学物質・4回出題

正しい理解

捕集液全体の量に直し、物質量→気体の体積(24.45 L/mol)→吸引空気量で割ってppmにする。

このひっかけパターンが出た問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 特定化学物質 得点必須A

問11

環境空気(25 ℃、1気圧)中の p-ニトロクロロベンゼンの濃度を測定するため、2本のミゼットインピンジャーの各々に捕集液 10 mL を入れて直列に連結し、試料空気を流量 1.0 L・min⁻¹ で10分間捕集した。捕集後の捕集液は合わせてメスフラスコに入れ、さらに捕集液で 25 mL に定容したものを試料液とした。ガスクロマトグラフで分析した結果、試料液のピーク面積は 1700 であった。p-ニトロクロロベンゼン濃度が、0.25 µg・mL⁻¹ の標準液を試料液と同様に分析したところ、ピーク面積は 5300 であった。環境空気中の p-ニトロクロロベンゼン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。

  1. (1)0.1 mg・m⁻³
  2. (2)0.2 mg・m⁻³
  3. (3)0.4 mg・m⁻³
  4. (4)0.6 mg・m⁻³
  5. (5)0.8 mg・m⁻³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)

令和6年度 第1回(2024年8月実施) 特定化学物質 得点必須A

問11

環境空気(25℃、1気圧)中のp-ニトロクロロベンゼンの濃度を測定するため、2本のミゼットインピンジャーの各々に捕集液 10 mL を入れて直列に連結し、試料空気を流量1.0 L・min⁻¹ で 10 分間吸引した。捕集後の捕集液は合わせてメスフラスコに入れ、さらに捕集液で25 mL に定容したものを試料液とした。ガスクロマトグラフで分析した結果、試料液のピーク面積は1900であった。p-ニトロクロロベンゼン濃度が、0.40 µg・mL⁻¹ の標準液を試料液と同様に分析したところ、ピーク面積は 4800 であった。環境空気中の p-ニトロクロロベンゼン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。

  1. (1)0.1 mg・m⁻³
  2. (2)0.2 mg・m⁻³
  3. (3)0.4 mg・m⁻³
  4. (4)0.6 mg・m⁻³
  5. (5)0.8 mg・m⁻³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 特定化学物質 得点必須A

問4

環境空気(25 ℃、1気圧)中のシアン化水素濃度を液体捕集法-吸光光度分析法により測定した。ミゼットインピンジャーに捕集液 10 mL を入れ、シアン化水素を含む環境空気を、流量 0.50 L・min⁻¹ で15分間吸引し、シアン化水素を捕集した。捕集後の捕集液 10 mL のうちの 2 mL をとり、これに必要な試薬を加え、発色操作を行い 15.2 mL の最終試料液を調製した。この最終試料液中のシアン化物イオン(CN ⁻)の濃度を測定したところ、0.42 µg・mL⁻¹ であった。この環境空気中のシアン化水素濃度に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、捕集率は 100 % とする。

  1. (1)1 ppm
  2. (2)2 ppm
  3. (3)3 ppm
  4. (4)4 ppm
  5. (5)5 ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 特定化学物質 得点必須A

問12

環境空気(25 ℃、1気圧)中の p-ニトロクロルベンゼンの濃度を測定するため、2本のミゼットインピンジャーの各々に捕集液 10 mL を入れて直列に連結し、試料空気を流量 1.0 L・min⁻¹ で10分間捕集した。捕集後の捕集液は合わせてメスフラスコに入れ、さらに捕集液で 25 mL に定容したものを試料液とした。ガスクロマトグラフで分析した結果、試料液のピーク面積は 2,900であった。p-ニトロクロルベンゼン濃度が、0.50 µg・mL⁻¹ の標準液を試料液と同様に分析したところ、ピーク面積は 6,000 であった。環境空気中の p-ニトロクロルベンゼン濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、p-ニトロクロルベンゼンのモル質量は 157.55 g・mol⁻¹ とする。

  1. (1)0.1 mg・m⁻³
  2. (2)0.2 mg・m⁻³
  3. (3)0.4 mg・m⁻³
  4. (4)0.6 mg・m⁻³
  5. (5)0.8 mg・m⁻³

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 特定化学物質 得点必須A

問3

環境空気(25℃、1気圧)中のシアン化水素濃度を液体捕集法-吸光光度分析法により測定した。ミゼットインピンジャーに捕集液10mLを入れ、シアン化水素を含む環境空気を、流量0.50L/minで15分間吸引し、シアン化水素を捕集した。捕集後の捕集液10mLのうちの2mLを取り、これに必要な試薬を加え、発色操作を行い15.2mLの最終試料液を調製した。この最終試料液中のシアン化物イオン(CN⁻)の濃度を測定したところ、0.31μg/mLであった。この環境空気中のシアン化水素濃度に最も近いものは、次のうちどれか。ただし、捕集率は100%とする。

  1. (1)1ppm
  2. (2)2ppm
  3. (3)3ppm
  4. (4)4ppm
  5. (5)5ppm

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)