作業環境測定士試験 過去問解説

活性炭の吸着は温度が低いほど強い

ランクB デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

活性炭の吸着能力は温度が低いほど高い。ただし、捕集のために冷却する必要はない。

なぜそうなるのか

吸着は温度が低いほど起こりやすい。

このひっかけパターンが出た問題

平成29年度 第2回(2018年2月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問10

固体捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)ポーラスポリマービーズは、活性炭に比べて有機溶剤蒸気に対する捕集容量は小さい。
  2. (2)固体捕集管に破過が生じた場合、捕集した試料から求めた測定値は、真の値より小さくなる。
  3. (3)活性炭管やシリカゲル管に捕集された試料は、捕集管内で固体吸着層の未吸着部分へ移動することがある。
  4. (4)固体捕集層には、ガスクロマトグラフ分析用のカラム充填剤を使用することがある。
  5. (5)活性炭管は、温度が高いほど、吸着能力は高くなる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問10

固体捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)活性炭管は、温度が高いほど、吸着能力は高くなる。
  2. (2)活性炭管に同一濃度のトルエンとアセトンの混合物を捕集する場合、破過するまでの時間はアセトンの方が早い。
  3. (3)ベンゼンやn-ヘキサンの捕集には、通常、活性炭管が用いられる。
  4. (4)トリチウム化水蒸気の捕集には、シリカゲルが用いられる
  5. (5)ポーラスポリマービーズは、固体捕集法の捕集層として用いられる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成28年度 第2回(2017年2月実施) デザイン・サンプリング ランクB

問10

固体捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)活性炭管にガス状物質を捕集する場合には、捕集率を高めるために冷却する必要がある。
  2. (2)活性炭管に捕集されたガス状物質は、捕集管内で活性炭の未吸着部分へ移動することがある。
  3. (3)ガス状物質の捕集に使用するシリカゲルは、100~110℃で加熱して活性化したものを使用する。
  4. (4)ポーラスポリマービーズは、表面疎水性が強く、空気中の水蒸気の吸着が少ないものがある。
  5. (5)ポーラスポリマー管に捕集した試料は、活性炭管に比べて加熱脱着が容易である。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)