問10
固体捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)活性炭管にガス状物質を捕集する場合には、捕集率を高めるために冷却する必要がある。
- (2)活性炭管に捕集されたガス状物質は、捕集管内で活性炭の未吸着部分へ移動することがある。
- (3)ガス状物質の捕集に使用するシリカゲルは、100~110℃で加熱して活性化したものを使用する。
- (4)ポーラスポリマービーズは、表面疎水性が強く、空気中の水蒸気の吸着が少ないものがある。
- (5)ポーラスポリマー管に捕集した試料は、活性炭管に比べて加熱脱着が容易である。
正答 (1)
活性炭管でガス状物質を捕集する場合に、冷却する必要はありません。活性炭管は、一般に、冷却も除湿もせずに使用します。選択肢1は誤りです。
令和8年度第1回にも、活性炭管では水分除去や冷却を行う必要はない、という正しい記述があります。
この問題のひっかけパターン:活性炭の吸着は温度が低いほど強い
活性炭の吸着能力は温度が低いほど高い。ただし、捕集のために冷却する必要はない。
なぜ?
吸着は温度が低いほど起こりやすい。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第2回・2017年2月実施)