コールタール
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中7回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| ろ過捕集法-重量分析法 |
ろ紙 |
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p.226〜228 |
| ろ過捕集法-重量分析法 |
ろ紙 |
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p.228〜232 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(9問・7回)
令和6年度 第1回(2024年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法との組合せで捕集を行うものはどれか。
- (1)o-フタロジニトリル
- (2)コールタール
- (3)シアン化カリウム
- (4)3,3 ' -ジクロロ-4,4' -ジアミノジフェニルメタン(MOCA)
- (5)塩化ビニル
正答 (1)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するので、ろ過捕集方法と固体捕集方法を組み合わせて捕集します。よって(1)です。
コールタールとシアン化カリウムは、ろ過捕集法(またはろ過・液体捕集)、MOCAは固体捕集法、塩化ビニルは直接捕集法(または固体捕集法)で捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第1回・2024年8月実施)
令和3年度 第1回(2021年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
環境空気中の測定対象物質の捕集法及び分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)コールタールは、ろ過捕集法により捕集し、重量分析法により測定する。
- (2)ヨウ化メチルは、直接捕集法により捕集し、ガスクロマトグラフ分析法により測定する。
- (3)o-トリジンは、液体捕集法により捕集し、吸光光度分析法により測定する。
- (4)メチルイソブチルケトン(MIBK)は、ろ過捕集法により捕集し、吸光光度分析法により測定する。
- (5)ベンゾトリクロリドは、固体捕集法により捕集し、ガスクロマトグラフ分析法により測定する。
正答 (4)
メチルイソブチルケトン(MIBK)は、有機溶剤で、固体捕集法(活性炭管など)で捕集し、ガスクロマトグラフ分析法で測定します。「ろ過捕集法により捕集し、吸光光度分析法で測定する」とする選択肢4は誤りです。
コールタールは、ろ過捕集法と重量分析法、ヨウ化メチルは、直接捕集法とガスクロマトグラフ分析法、o-トリジンは、液体捕集法と吸光光度分析法、ベンゾトリクロリドは、固体捕集法とガスクロマトグラフ分析法で測定します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:いずれも初見の選択肢であり、問題のテーマとしても頻出テーマではないからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「コールタールは、ろ過捕集法により捕集し、重量分析法により測定する」
- (2)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「ヨウ化メチルを、直接捕集法により捕集し、ガスクロマトグラフ分析法により測定する」
- (3)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「o-トリジンを、液体捕集法により捕集し、吸光光度分析法により測定する」
- (4)誤った記述正答(初見):全12回中1回出題(出題確率8%)論点「メチルイソブチルケトン(MIBK)は、ろ過捕集法により捕集し、吸光光度分析法により測定する(誤りの記述)」
- (5)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「ベンゾトリクロリドを、固体捕集法により捕集し、ガスクロマトグラフ分析法により測定する」
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法と固体捕集法との組合せで捕集を行うものはどれか。
- (1)o-フタロジニトリル
- (2)コールタール
- (3)酸化プロピレン
- (4)臭化メチル
- (5)ベンゼン
正答 (1)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するので、ろ過捕集法と固体捕集法を組み合わせて捕集します。よって(1)です。同じ問題は、令和8年度第1回にも出題されています(出題実績)。
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「オルト-フタロジニトリル」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:オルト-フタロジニトリル(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中2回出題(出題確率17%)
オルト-フタロジニトリルは、粒子とガスの両方の状態で存在するため、固体捕集方法とろ過捕集方法を組み合わせて捕集します(ろ過材で捕集した粒子から揮発する分を、後ろの固体捕集剤で補う方法)。よって(3)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の測定対象物質のうち、固体捕集法による捕集が不適切なものはどれか。
- (1)コールタール
- (2)アクリロニトリル
- (3)クロロホルム
- (4)酸化プロピレン
- (5)1,2-ジクロロプロパン
正答 (1)
コールタールは、粒子状(粉じん)の物質なので、ろ過捕集法で捕集します。固体捕集法は、ガス状・蒸気状の物質を、活性炭などの捕集剤に吸着させる方法なので、コールタールには不適切です。よって(1)です。
アクリロニトリル、クロロホルム、酸化プロピレン、1,2-ジクロロプロパンは、いずれも固体捕集法で捕集できます。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第1回(2018年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の測定対象物質のうち、ろ過捕集法による捕集が不適当なものはどれか。
- (1)p-ジメチルアミノアゾベンゼン
- (2)塩化ビニル
- (3)オーラミン
- (4)コールタール
- (5)マゼンタ
正答 (2)
塩化ビニルは、常温で気体なので、ろ過捕集法では捕集できません(固体捕集法または直接捕集法を使います)。「塩化ビニル」とする選択肢2は、ろ過捕集法による捕集が不適当です。同じ問題は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
p-ジメチルアミノアゾベンゼン、オーラミン、コールタール、マゼンタは、粒子状(粉じん)の物質で、ろ過捕集法で捕集します。
(参考:『デザイン・サンプリングの実務(C・D測定編)』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第1回・2018年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
環境空気中のコールタール濃度を測定するため、試料空気を流量0.50m³/minで45分間グラスファイバーろ紙に吸引した。このろ紙をメチルエチルケトンで抽出し、100mLの溶液を得た。その全量を濃縮し、残渣を秤量したところ5.04mgであった。次に未使用のグラスファイバーろ紙のみをメチルエチルケトンで抽出し、100mLの溶液を得た。その全量を濃縮し、残渣を秤量したところ0.30mgであった。環境空気中のコールタール濃度として、正しい値に最も近いものは次のうちどれか。
- (1)0.15mg/m³
- (2)0.17mg/m³
- (3)0.19mg/m³
- (4)0.21mg/m³
- (5)0.23mg/m³
正答 (4)
次の順で計算します。
- 吸引した空気の量:0.50 m³/min × 45 min = 22.5 m³
- ろ紙の抽出残渣から、ブランク(未使用のろ紙の残渣)を引く:5.04 − 0.30 = 4.74 mg
- 濃度:4.74 mg ÷ 22.5 m³ ≒ 0.21 mg/m³
よって(4)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(計算問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(計算問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法で測定する場合に、ジアゾカップリング反応による発色を利用する物質は次のうちどれか。
- (1)塩素化ビフェニル
- (2)オーラミン
- (3)コールタール
- (4)3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン
- (5)ニトログリコール
正答 (4)
ジアゾカップリング反応で発色させるのは、芳香族アミンです。芳香族アミンは、亜硝酸ナトリウムでジアゾ化され、カップリング試薬と反応して、アゾ色素をつくります。3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)は、アミノ基をもつ芳香族アミンなので、この反応を利用します。よって(4)です。
塩素化ビフェニルとコールタールは、ガスクロマトグラフ分析法や重量分析法、オーラミンは、それ自体が色素なので、発色操作が不要です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
コールタールの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)捕集には、フッ素樹脂バインダーグラスファイバーろ紙を使用することができる。
- (2)コールタールの抽出には、ベンゼン又はメチルエチルケトンを使用する。
- (3)捕集用ろ紙は、ベンゼン可溶成分を除くためにあらかじめ洗浄する。
- (4)ベンゼン抽出法及びメチルエチルケトン抽出法の超音波抽出時間は、いずれも30分程度である。
- (5)抽出後の溶媒の除去のための加熱操作は、2回以上繰り返してはならない。
正答 (5)
この問題の解説は準備中です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:いずれも初見の選択肢であり、問題のテーマとしても頻出テーマではないからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「捕集には、フッ素樹脂バインダーグラスファイバーろ紙を使用することができる」
- (2)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「コールタールの抽出には、ベンゼン又はメチルエチルケトンを使用する」
- (3)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「捕集用ろ紙は、ベンゼン可溶成分を除くためにあらかじめ洗浄する。」
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「ベンゼン抽出法及びメチルエチルケトン抽出法の超音波抽出時間は、いずれも30分程度である」
- (5)誤った記述正答(初見):全12回中1回出題(出題確率8%)論点「抽出後の溶媒の除去のための加熱操作は、2回以上繰り返してはならない(誤りの記述)」
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B物質の表で解く
次の測定対象物質のうち、相補型ろ過捕集法による捕集が適切なものはどれか。
- (1)アクリロニトリル
- (2)ベンゼン
- (3)シアン化ナトリウム
- (4)アクリルアミド
- (5)コールタール
正答 (4)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙と活性炭フェルトを組み合わせた、相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(4)です。同じ問題は、令和4年度第1回、令和元年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、物質別の暗記リスト(ガイドブックの物質別各論の表)の物質「アクリルアミド」から、解けるからです。過去の出題が少なくても、表を押さえておけば、得点できます。
物質の表で解く:アクリルアミド(ガイドブックの物質別各論)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
アクリルアミドは、粒子と蒸気の両方で存在するので、ガラス繊維ろ紙(ろ過捕集)と活性炭フェルト(固体捕集)を組み合わせた相補型ろ過捕集法で捕集します。よって(2)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)