アルファ-ナフチルアミンおよびその塩
特定化学物質・物質別まとめ・過去12回中9回、問題に登場
測定方法(捕集法-分析法)
| 方法 | 捕集材など | 脱着・抽出 | 検出・装置 | 波長 | 参照 |
| 液体捕集法-吸光光度分析法 |
|
|
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490nm |
p.167〜169 |
| 液体捕集法-蛍光光度分析法 |
|
エタノール |
|
|
p.169〜174 |
出典:『ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)』の物質別各論。この物質の表の値は、ガイドブックの本文から機械的に拾ったもので、未確認です(抜けや誤りがあります)。ページ(参照)で、本文を確認してください。
この物質が登場した過去問(11問・9回)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
蛍光光度分析法による作業環境空気中の α-ナフチルアミン濃度の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて捕集する。
- (2)エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。
- (3)亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、誘導体化する。
- (4)薄層クロマトグラフ法を用いて単離し、蛍光強度を測定する。
- (5)α-ナフチルアミンをエタノールに溶解して、標準液とする。
正答 (3)
α-ナフチルアミンの液体捕集法―蛍光光度分析法は、次のとおりです。
- 0.1 M塩酸を入れたインピンジャーで捕集します(選択肢1)。
- アンモニア水でアルカリ性にして、エチルエーテルで抽出します(選択肢2)。
- 抽出液を減圧濃縮し、薄層クロマトグラフ法でα-ナフチルアミンを単離します(選択肢4)。
- 薄層上のα-ナフチルアミンをエタノールで抽出し、紫外線を当てて、生じる蛍光の強度を測ります。標準液は、α-ナフチルアミンをエタノールに溶かして調製します(選択肢5)。
「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて誘導体化する」操作は、蛍光光度分析法にはありません。選択肢3は誤りです。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」(過去12回中3回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)論点「α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて捕集する。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:1回論点「エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。」
- (3)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」
- (4)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「薄層クロマトグラフ法を用いて単離し、蛍光強度を測定する。」
- (5)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「α-ナフチルアミンをエタノールに溶解して、標準液とする。」
α-ナフチルアミンの液体捕集法―蛍光光度分析法は、次のとおりです。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | α-ナフチルアミン | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリロニトリル | 図の3 |
|---|
| (4) | o-トルイジン | 図の4 |
|---|
| (5) | ペンタクロロフェノール | 図の5 |
正答 (2)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 2 α-ナフチルアミン:図の2は、ナフタレンのβ位(2位)にアミノ基がついたβ-ナフチルアミン(2-ナフチルアミン)です。α-ナフチルアミンは、アミノ基がα位(1位、縮合した炭素の隣)についています。組合せは誤りです。
- 1 ニトログリコール(O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂)、3 アクリロニトリル(CH₂=CH−C≡N)、4 o-トルイジン(ベンゼン環にNH₂とCH₃が隣り合ってついた構造)、5 ペンタクロロフェノール(フェノールの水素5個が塩素に置き換わった構造)は、正しい組合せです。
よって(2)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和7年度 第1回(2025年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
吸光光度分析法における測定対象物質Ⓐとその標準原液の調製に用いる溶媒Ⓑとの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | シアン化カリウム | 精製水 |
|---|
| (2) | α-ナフチルアミン | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | アセトン |
|---|
| (4) | ペンタクロロフェノール | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (5) | ニトログリコール | 精製水 |
正答 (2)
吸光光度分析法で、標準原液の調製に使う溶媒は、物質によって異なります。
- α-ナフチルアミン:0.05 M硫酸(捕集液と同じもの)に溶かします。水酸化ナトリウム溶液ではないので、選択肢2は誤りです。
- シアン化カリウム:精製水、クロロメチルメチルエーテル:アセトン、ペンタクロロフェノール:水酸化ナトリウム溶液、ニトログリコール:精製水
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)
令和5年度 第1回(2023年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
蛍光光度分析法による作業環境空気中の α-ナフチルアミン濃度の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて希塩酸中に捕集する。
- (2)α-ナフチルアミンを捕集した捕集液をアルカリ性にし、エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。
- (3)亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、誘導体化する。
- (4)薄層クロマトグラフ法を用いて単離し、蛍光強度を測定する。
- (5)α-ナフチルアミンをエタノールに溶解して、標準液とする。
正答 (3)
α-ナフチルアミンの蛍光光度分析法は、次のとおりです。
- インピンジャーを使い、希塩酸中に捕集します(選択肢1)。
- アルカリ性にして、エチルエーテルで抽出します(選択肢2)。
- 薄層クロマトグラフ法で単離して、蛍光強度を測ります(選択肢4)。標準液は、エタノールに溶かして調製します(選択肢5)。
「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて誘導体化する」操作は、蛍光光度分析法にはありません。選択肢3は誤りです。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」(過去12回中3回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)論点「α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて捕集する。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。」
- (3)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」
- (4)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「薄層クロマトグラフ法を用いて単離し、蛍光強度を測定する。」
- (5)正しい記述:全12回中2回出題(出題確率17%)論点「α-ナフチルアミンをエタノールに溶解して、標準液とする。」
α-ナフチルアミンの液体捕集法―蛍光光度分析法は、次のとおりです。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)
令和4年度 第1回(2022年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
特定化学物質の分析に使用する標準原液のうち、分析のつど調製して標定する必要があるものは次のうちどれか。
- (1)次亜塩素酸ナトリウム溶液
- (2)トルエンジイソシアネート溶液
- (3)フッ化ナトリウム溶液
- (4)ペンタクロロフェノール溶液
- (5)α-ナフチルアミン溶液
正答 (1)
次亜塩素酸ナトリウム溶液は、不安定で、時間とともに有効塩素濃度が下がるので、分析のつど調製して、ヨウ素滴定で標定する必要があります。よって(1)です。
トルエンジイソシアネート溶液、フッ化ナトリウム溶液、ペンタクロロフェノール溶液、α-ナフチルアミン溶液は、標準原液を調製して、一定期間保存して使えます。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(選択肢が物質名などの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(選択肢が物質名などの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
次亜塩素酸ナトリウム溶液は、不安定で、時間とともに有効塩素濃度が下がるので、分析のつど調製して、ヨウ素滴定で標定する必要があります。よって(1)です。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
特定化学物質
何とか得点B暗記で解く
蛍光光度分析法による環境空気中の α-ナフチルアミン濃度の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて希塩酸中に捕集する。
- (2)α-ナフチルアミンを捕集した捕集液をアルカリ性にし、エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。
- (3)亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。
- (4)薄層クロマトグラフ法を用いて単離する。
- (5)紫外線を照射し、生じる蛍光の強度を測定して定量する。
正答 (3)
α-ナフチルアミンの蛍光光度分析法は、次のとおりです。
- 希塩酸を入れたインピンジャーで捕集します(選択肢1)。
- アルカリ性にして、エチルエーテルで抽出します(選択肢2)。
- 薄層クロマトグラフ法で単離します(選択肢4)。
- 紫外線を当てて、生じる蛍光の強度を測定して定量します(選択肢5)。
「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて発色させる」操作は、蛍光光度分析法にはありません。選択肢3は誤りです。同じ記述は、令和5年度第1回にも出題されています(出題実績)。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
この問題は、何とか得点したい問題です(学習の優先度:中)。
理由:下記の通り、論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」(過去12回中3回出題)に当てはまる選択肢であり、押さえておけば、何とか正答を割り出せるからです。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)論点「α-ナフチルアミンは、インピンジャーを用いて捕集する。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:2回論点「エチルエーテルを用いて捕集液から抽出する。」
- (3)誤った記述正答(過去に複数回出題):全12回中3回出題(出題確率25%)/同じ記述の出題:1回論点「亜硝酸ナトリウムとスルファニル酸を加えて、発色させる。(誤りの記述)」
- (4)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「薄層クロマトグラフ法を用いて単離する。」
- (5)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「紫外線を照射し、生じる蛍光の強度を測定して定量する。」
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | 1,1-ジメチルヒドラジン | 図の1 |
|---|
| (2) | β-プロピオラクトン | 図の2 |
|---|
| (3) | クロロメチルメチルエーテル | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (1)
各物質の構造式を、図と照らし合わせます。
- 1 1,1-ジメチルヒドラジン:2つのメチル基が同じ窒素原子についた (CH₃)₂N−NH₂ です。図の1は、メチル基が別々の窒素についた H₃C−NH−NH−CH₃ で、1,2-ジメチルヒドラジンの構造です。組合せは誤りです。
- 2 β-プロピオラクトン(四員環のラクトン)、3 クロロメチルメチルエーテル(CH₃−O−CH₂Cl)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(1)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | α-ナフチルアミン | 図の1 |
|---|
| (2) | ベンゾトリクロリド | 図の2 |
|---|
| (3) | ベンゼン | 図の3 |
|---|
| (4) | p-ニトロクロロベンゼン | 図の4 |
|---|
| (5) | o-トルイジン | 図の5 |
正答 (2)
各化合物の構造式を、図と照らし合わせます。
- 2 ベンゾトリクロリド:ベンゼン環に、−CCl₃(側鎖のトリクロロメチル基)がついた化合物です。図の2は、ベンゼン環の3つの炭素に、塩素が直接ついたトリクロロベンゼンで、別の物質です。組合せは誤りです。
- 1 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、3 ベンゼン、4 p-ニトロクロロベンゼン(ベンゼン環の対位にClとNO₂)、5 o-トルイジン(ベンゼン環に隣り合ってCH₃とNH₂)は、正しい組合せです。
よって(2)です。同じ型の問題は、令和8年度第1回などにも出題されています(出題実績)。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | ニトログリコール | 図の1 |
|---|
| (2) | o-フタロジニトリル | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリルアミド | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | エチレンイミン | 図の5 |
正答 (3)
各化合物の構造式を、図と照らし合わせます。
- 3 アクリルアミド:CH₂=CH−CO−NH₂(末端の二重結合)です。図の3は、H₃C−CH=CH−CO−NH₂で、メチル基が増えたクロトンアミドの構造です。別の物質で、組合せは誤りです。
- 1 ニトログリコール(O₂N−O−CH₂−CH₂−O−NO₂)、2 o-フタロジニトリル(ベンゼン環の隣り合う位置にCN×2)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 エチレンイミン(三員環のアジリジン)は、正しい組合せです。
よって(3)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
測定対象物質Ⓐ、分析法Ⓑ及びその標準系列液の調製に用いる溶媒Ⓒの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
| Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ |
| (1) | β-プロピオラクトン | ガスクロマトグラフ分析法 | ジエチルエーテル |
|---|
| (2) | シアン化カリウム | 吸光光度分析法 | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (3) | エチレンイミン | 吸光光度分析法 | 精製水 |
|---|
| (4) | ペンタクロロフェノール | ガスクロマトグラフ分析法 | 水酸化ナトリウム溶液 |
|---|
| (5) | α-ナフチルアミン | 吸光光度分析法 | 硫酸溶液 |
正答 (4)
ペンタクロロフェノールは、吸光光度分析法で測定し、標準系列液は、水酸化ナトリウム溶液で調製します。「ガスクロマトグラフ分析法」とする組合せ(選択肢4)は、分析法が誤りです。
β-プロピオラクトンはガスクロマトグラフ分析法(ジエチルエーテル)、シアン化カリウムは吸光光度分析法(水酸化ナトリウム溶液)、エチレンイミンは吸光光度分析法(精製水)、α-ナフチルアミンは吸光光度分析法(硫酸溶液)で、適切な組合せです。
(参考:『作業環境測定ガイドブック3 特定化学物質関係(金属類を除く)物質別各論』)
細かい論点なので、深追いは禁物です。ペンタクロロフェノールを、ガスクロマトグラフ分析法ではなく、吸光光度分析法で測定する、という点は、ガイドブック3で全体を確認できておらず、本問の選択肢の構成からの推定です。根拠の確認は後回しにしています。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)
平成27年度 第1回(2015年8月実施)
特定化学物質
失点やむなしD初見
次の化合物Ⓐについて、その構造式Ⓑが誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ |
| (1) | クロロメチルメチルエーテル | 図の1 |
|---|
| (2) | β-プロピオラクトン | 図の2 |
|---|
| (3) | アクリロニトリル | 図の3 |
|---|
| (4) | α-ナフチルアミン | 図の4 |
|---|
| (5) | p-ニトロクロロベンゼン | 図の5 |
正答 (2)
各化合物の構造式を、図と照らし合わせます。
- 2 β-プロピオラクトン:四員環(O=C−CH₂−CH₂−O)の化合物で、環の炭素にメチル基はついていません。図の2は、環にメチル基(H₃C)がついた構造で、β-ブチロラクトンに当たる別の物質です。組合せは誤りです。
- 1 クロロメチルメチルエーテル(H₃C−O−CH₂Cl)、3 アクリロニトリル(H₂C=CH−CN)、4 α-ナフチルアミン(ナフタレンの1位にNH₂)、5 p-ニトロクロロベンゼン(ベンゼン環の対位にClとNO₂)は、正しい組合せです。
よって(2)です。
この問題は、失点しても仕方がない問題です(初見)。
理由:この形式の問題(穴埋め・組合せの問題)は、過去の出題がなく、初見です。
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- この形式の問題(穴埋め・組合せの問題):全12回中1回出題(出題確率8%)
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)