問4
法令により、定期に作業環境測定を行うべき作業環境測定対象Ⓐ、測定頻度Ⓑ及び記録の保存期間Ⓒの組合せとして、誤っているものはどれか。
| Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | |
|---|---|---|---|
| (1) | 空気中の放射性物質の濃度 | 1か月以内ごとに1回 | 5年 |
| (2) | 空気中のシクロヘキサノールの濃度 | 6か月以内ごとに1回 | 3年 |
| (3) | 空気中のシクロヘキサノンの濃度 | 6か月以内ごとに1回 | 3年 |
| (4) | 空気中のメチルイソブチルケトンの濃度 | 6か月以内ごとに1回 | 30年 |
| (5) | 空気中のメチル-ノルマル-ブチルケトンの濃度 | 6か月以内ごとに1回 | 30年 |
正答 (5)
メチル-ノルマル-ブチルケトンは第2種有機溶剤なので、作業環境測定の記録の保存期間は3年間です。30年とする選択肢5は誤りです。
メチルイソブチルケトンは、発がん性のおそれから特別有機溶剤(特定化学物質)に移されており、記録は30年間保存します(選択肢4)。名前の似た2つのケトンで、区分が違う点が罠です。
この問題で狙われた罠:測定の頻度と記録の保存年限
多くは6か月以内ごとに1回。保存は原則3年、特別管理物質は30年、石綿は40年、粉じんは7年など。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第1回・2023年8月実施)