問15
流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)吸引流量が 1 L・min⁻¹ 以下の流量計の校正には、石けん膜流量計を用いることができる。
- (2)湿式ガスメーターは、原則として、ポンプより下流側に接続する。
- (3)ハイボリウムエアサンプラーの流量計の校正には、ルーツメータによって校正された絞り式(オリフィス)流量計を用いてよい。
- (4)捕集装置を取り付けない状態で流量校正した面積式流量計を、捕集装置とポンプの間に接続して捕集すると、流量計の指示流量は、実際の流量よりも低くなる。
- (5)流量計の指示が脈動して読み取りが難しい場合は、流量計と吸引ポンプの間に空気だめを設けるとよい。
正答 (4)
捕集装置を付けない状態で校正した面積式流量計を、捕集装置とポンプの間に接続すると、捕集装置の圧力損失のために、指示流量は実際の流量より高くなります。「低くなる」とする選択肢4は誤りです。
繰り返し出題されている定番の罠です。
この問題で狙われた罠:捕集器具の圧力損失と流量(面積式流量計・ポンプ調整)
捕集器具とポンプの間の面積式流量計は真の流量より大きく指示する。流量は捕集器具を付けた状態で合わせる。付けずに合わせると実流量が減り、算出濃度は低くなる。
なぜ?
捕集器具の後ろは減圧され空気が膨張する(密度が下がる)ため、浮子が余分に押し上げられる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第1回・2021年8月実施)