問9
流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ガスメーターは、経年変化により指示値に誤差を生じることがあるので、定期的に校正する必要がある。
- (2)石けん膜流量計は、所定の距離を石けん膜が移動する時間を測定して流量を求める。
- (3)捕集装置とポンプの間に接続した面積式流量計では、捕集装置の圧力損失が大きくなるに従って、流量計の指示値は真の流量より小さくなる。
- (4)面積式流量計は、テーパー管内の浮子が停止したとき、浮子とテーパー管の間隙の面積とそこを流れている流量とが比例することを利用している。
- (5)絞り式(オリフィス)流量計は、オリフィス板の上流側と下流側との間に生じる圧力差が一定の関係にあることを利用している。
正答 (3)
捕集装置とポンプの間に接続した面積式流量計は、捕集装置の圧力損失が大きいほど、指示値が真の流量より大きくなります。「小さくなる」とする選択肢3は誤りです。
この論点は、令和5年度・令和6年度の回でも繰り返し出題されている定番の罠です。
この問題で狙われた罠:捕集器具の圧力損失と流量(面積式流量計・ポンプ調整)
捕集器具とポンプの間の面積式流量計は真の流量より大きく指示する。流量は捕集器具を付けた状態で合わせる。付けずに合わせると実流量が減り、算出濃度は低くなる。
なぜ?
捕集器具の後ろは減圧され空気が膨張する(密度が下がる)ため、浮子が余分に押し上げられる。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)