問13
測定対象物質の水溶液に、ある波長の光を当てたところ、透過光の強さは対照液に比べ 40 % 減少した。このときの測定対象物質の吸光度として正しい値に最も近いものは次のうちどれか。ただし、log₁₀6 = 0.78 とする。
- (1)0.1
- (2)0.2
- (3)0.4
- (4)0.6
- (5)0.8
正答 (2)
透過光の強さが40%減少したので、透過率は 60 %(T = 0.6)です。
A = −log T = −log 0.6 = −(log 6 − log 10) = −(0.78 − 1) = 0.22
よって、最も近いのは 0.2 です。「40 %減少」を透過率 40 %と読み違えないことがポイントです。
この問題で狙われた罠:吸光度・透過率・濃度の計算(ランベルト・ベール)
A=−log T=εcl。透過率80%なら吸光度は約0.1。
なぜ?
吸光度は濃度と光路長に比例する。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)