バックグラウンド補正
金属類・原理・過去12回中4回、関連する論点が出題
原理
広い波長の光源(重水素ランプなど)で、分子による吸収や散乱を測って、差し引く。
この原理で解ける論点は1個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(3問)
令和2年度 第1回(2020年8月実施)
金属類
得点必須A暗記で解く
原子吸光分析法によるバナジウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。
- (2)標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。
- (3)原子化に高温を必要とするため、電気加熱式原子吸光法が多く用いられる。
- (4)バックグラウンドは、タングステンランプを用いて補正する。
- (5)銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。
正答 (4)
電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析では、バックグラウンド補正に、重水素ランプ法(や偏光ゼーマン法)を使います。「タングステンランプを用いて補正する」とする選択肢4は誤りです。
試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水(または硫酸と過酸化水素水)を使います。標準液は、メタバナジン酸アンモニウムで調製します。原子化に高温が必要なので、電気加熱式がよく使われます。銅や鉄などの干渉を抑えるために、塩化アルミニウムを使います。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」(過去12回中4回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:バックグラウンド補正(過去12回中4回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中7回出題(出題確率58%)/同じ記述の出題:5回論点「試料の灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中8回出題(出題確率67%)/同じ記述の出題:7回論点「標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。」
- (3)正しい記述初見:全12回中1回出題(出題確率8%)論点「原子化に高温を必要とするため、電気加熱式原子吸光法が多く用いられる」
- (4)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:2回論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」原理「バックグラウンド補正」:全12回中4回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。」原理「干渉とその抑制」:全12回中12回出題
電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析では、バックグラウンド補正に、重水素ランプ法(や偏光ゼーマン法)を使います。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
金属類
得点必須A暗記で解く
原子吸光分析法によるバナジウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。
- (2)標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。
- (3)銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。
- (4)原子化には、高温を必要とする。
- (5)バックグラウンド吸収の補正には、タングステンランプを用いる。
正答 (5)
電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析では、バックグラウンド吸収の補正に、重水素ランプ法(や偏光ゼーマン法)を使います。「タングステンランプを用いる」とする選択肢5は誤りです。同様の記述は、令和2年度第1回にも出題されています(出題実績)。
試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水を使います。標準液は、メタバナジン酸アンモニウムで調製します。銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを使います。原子化には、高温が必要です。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」(過去12回中4回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:バックグラウンド補正(過去12回中4回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中7回出題(出題確率58%)/同じ記述の出題:5回論点「試料の灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中8回出題(出題確率67%)/同じ記述の出題:7回論点「標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。」
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。」原理「干渉とその抑制」:全12回中12回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)論点「原子化には、高温を必要とする。」原理「フレームの種類と原子化」:全12回中11回出題
- (5)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:1回論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」原理「バックグラウンド補正」:全12回中4回出題
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
金属類
得点必須A暗記で解く
原子吸光分析法によるバナジウムの分析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。
- (2)標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。
- (3)銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。
- (4)バックグラウンドは、タングステンランプを用いて補正する。
- (5)原子化には、高温を必要とする。
正答 (4)
電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析では、バックグラウンド補正に、重水素ランプ法(や偏光ゼーマン法)を使います。「タングステンランプを用いて補正する」とする選択肢4は誤りです。同様の記述は、令和2年度第1回、令和元年度第1回にも出題されています(出題実績)。
試料の湿式灰化には、硝酸と過酸化水素水を使います。標準液は、メタバナジン酸アンモニウムで調製します。銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを使います。原子化には、高温を必要とします。
(参考:『作業環境測定ガイドブック4 金属類 物質別各論』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」(過去12回中4回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:バックグラウンド補正(過去12回中4回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去12回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全12回中7回出題(出題確率58%)/同じ記述の出題:5回論点「試料の灰化には、硝酸と過酸化水素水を用いる。」
- (2)正しい記述頻出のおとり:全12回中8回出題(出題確率67%)/同じ記述の出題:7回論点「標準液は、メタバナジン酸アンモニウムを用いて調製する。」
- (3)正しい記述頻出のおとり:全12回中4回出題(出題確率33%)論点「銅、鉄などの干渉抑制には、塩化アルミニウムを用いる。」原理「干渉とその抑制」:全12回中12回出題
- (4)誤った記述正答(出題頻度が高い):全12回中4回出題(出題確率33%)/同じ記述の出題:2回論点「バックグラウンドは、重水素ランプを用いて補正する。」原理「バックグラウンド補正」:全12回中4回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全12回中3回出題(出題確率25%)論点「原子化には、高温を必要とする。」原理「フレームの種類と原子化」:全12回中11回出題
電気加熱式原子吸光分析法によるバナジウムの分析では、バックグラウンド補正に、重水素ランプ法(や偏光ゼーマン法)を使います。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)