作業環境測定士試験 過去問解説

気体の体積は温度と圧力で変わる(理想気体)

デザイン・サンプリング・原理・過去23回中2回、関連する論点が出題

原理

気体の体積は、温度が高いほど、圧力が低いほど大きくなる。流量・濃度は、基準状態(25℃・1気圧など)に換算してそろえる必要がある。流量計の指示値も、温度・圧力の影響を受ける。

PV = nRT

この原理で解ける論点は1個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和6年度 第2回(2025年2月実施) デザイン・サンプリング 余裕があれば得点C暗記で解く

問10

流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)流量計の指示が脈動して読み取りが難しい場合は、流量計と吸引ポンプの間に空気だめを設けるとよい。
  2. (2)石けん膜流量計は、所定の距離を石けん膜が移動する時間を測定して流量を求める。
  3. (3)面積式流量計では、吸引試料空気の温度が標準状態の温度と異なっていても、温度による流量の補正は必要ない。
  4. (4)面積式流量計では、捕集装置の圧力損失が大きくなるに従って、流量計の指示値は真の流量より大きくなる。
  5. (5)絞り式(オリフィス)流量計は、オリフィス板の上流側と下流側との間に生じる圧力差が流量と一定の関係にあることを利用している。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)