作業環境測定士試験 過去問解説

流量計の原理(絞り式・石けん膜・温度補正)

ランクA デザイン・サンプリング・3回出題

正しい理解

絞り式は前後の差圧から、石けん膜流量計は膜が一定体積を通過する時間から求める(石けん液の密度は無関係)。面積式は温度による補正が必要。

なぜそうなるのか

それぞれの測定原理を一度理解すれば誤りの記述は見抜ける。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) デザイン・サンプリング ランクA

問10

流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)石けん膜流量計は、所定の区間を石けん膜が移動する時間と、石けん膜をつくる石けん液の密度との関係から、流量を求めるものである。
  2. (2)面積式流量計では、吸引試料空気の温度が標準状態よりも高くなるに従って、流量計の指示値は真の流量より大きくなる。
  3. (3)ハイボリウムエアサンプラーの校正には、ルーツメーターによって校正された絞り式流量計を用いることができる。
  4. (4)ローボリウムエアサンプラーに用いる流量計を校正する場合、ガスメーターを基準とする押し込み方式や、校正された面積式流量計を基準とする吸引方式が用いられる。
  5. (5)サンプリングに用いる流量計の校正は、捕集装置を取り付けた状態で行う。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)