検出器の原理
分析に関する概論・原理・過去23回中10回、関連する論点が出題
原理
FID:炭化水素の燃焼で生じるイオン。ECD:電子を捕まえやすい(ハロゲンなど)物質。TCD:熱伝導度の差。PID:紫外線によるイオン化。FPD:硫黄・リン。
この原理で解ける論点は13個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。
この原理で解ける問題(10問)
令和8年度 第1回(2026年8月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフ分析法に用いられる検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (2)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
- (3)光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される。
- (4)炎光光度検出器(FPD)では、水素炎中で臭素又は塩素に特有な発光を利用する。
- (5)熱イオン化検出器 (TID、FTD) では、窒素やリンを含む化合物の一部が熱イオン化し、増加するイオン電流の値を利用する。
正答 (4)
炎光光度検出器(FPD)は、水素炎の中で硫黄やリンを含む化合物が出す特有の発光を測る検出器です。臭素や塩素(ハロゲン)に選択的な検出器ではないので、選択肢4は誤りです。
ガスクロマトグラフの検出器は、「何に強いか」でまとめて覚えます。FID はほとんどの有機化合物、ECD はハロゲンを含む化合物、FPD は硫黄・リン化合物、TID(FTD)は窒素・リン化合物、PID は芳香族などイオン化しやすい化合物、が目安です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)論点「電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「炎光光度検出器(FPD)では、水素過剰の還元炎中での硫黄又はリンに特有な発光を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「熱イオン化検出器 (TID、FTD) では、窒素やリンを含む化合物の一部が熱イオン化し、増加するイオン電流の値を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)
令和5年度 第2回(2024年2月実施)
分析に関する概論
得点必須A原理で解く
ガスクロマトグラフ分析法に用いられる検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (3)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
- (4)光イオン化検出器(PID)では、グロー放電で放射される赤外線で試料がイオン化される。
- (5)炎光光度検出器(FPD)では、水素過剰の還元炎中での硫黄又はリンに特有な発光を利用する。
正答 (4)
光イオン化検出器(PID)は、放電ランプから出る紫外線で試料をイオン化して検出します。赤外線とする選択肢4は誤りです。
赤外線はエネルギーが小さく、分子をイオン化することはできません。イオン化には、エネルギーの大きい紫外線が必要です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:高)。
理由:下記の通り、原理「検出器の原理」(過去23回中10回出題)を理解していれば、論点そのものを暗記していなくても、解けるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)論点「電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)誤った記述正答(原理から解ける):全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:1回論点「光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「炎光光度検出器(FPD)では、水素過剰の還元炎中での硫黄又はリンに特有な発光を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPDは水素過剰の炎、PIDは紫外線で試料をイオン化する。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和5年度 第2回・2024年2月実施)
令和4年度 第2回(2023年2月実施)
分析に関する概論
得点必須Sトレンド
ガスクロマトグラフ分析法に用いられる検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (3)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
- (4)光イオン化検出器(PID)では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される。
- (5)炎光光度検出器(FPD)では、酸素過剰の酸化炎中で発光する試料特有の波長の光を利用する。
正答 (5)
炎光光度検出器(FPD)は、水素が過剰な還元炎の中で、硫黄やリンの化合物が出す特有の光を測ります。酸素過剰の酸化炎とする選択肢5は誤りです。
FPD は「硫黄・リン」に感度が高い検出器です。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、正答の選択肢の論点は、直近の回に集中して出題されています(トレンド)。通算の回数以上に、次も出やすいので、最優先で押さえるべきだからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)論点「電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)誤った記述正答(直近のトレンド):全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:2回論点「炎光光度検出器(FPD)では、水素過剰の還元炎中での硫黄又はリンに特有な発光を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
気体の粘度は温度が上がると大きくなる(液体と逆)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第2回・2023年2月実施)
令和3年度 第2回(2022年2月実施)
分析に関する概論
得点必須Sトレンド
ガスクロマトグラフ分析法に用いられる検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (3)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
- (4)光イオン化検出器(PID)では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される。
- (5)炎光光度検出器(FPD)では、酸素過剰の酸化炎中で発光する試料特有の波長の光を利用する。
正答 (5)
炎光光度検出器(FPD)は、水素の量を FID より多くした還元炎(水素に富む炎)を使います。「酸素過剰の酸化炎」とする選択肢5は誤りです。
熱伝導度検出器は成分気体とキャリヤーガスの熱伝導率の差を(選択肢1)、水素炎イオン化検出器は水素炎中のイオン化を(選択肢2)、電子捕獲検出器は β線で生じた二次電子が対象化合物に捕獲されることを(選択肢3)、光イオン化検出器は紫外線によるイオン化を(選択肢4)、それぞれ利用します。
(参考:『作業環境測定のための機器分析の実務[特定化学物質・金属類・有機溶剤]』)
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、正答の選択肢の論点は、直近の回に集中して出題されています(トレンド)。通算の回数以上に、次も出やすいので、最優先で押さえるべきだからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)論点「電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)誤った記述正答(直近のトレンド):全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:2回論点「炎光光度検出器(FPD)では、水素過剰の還元炎中での硫黄又はリンに特有な発光を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPDは水素過剰の炎、PIDは紫外線で試料をイオン化する。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和3年度 第2回・2022年2月実施)
令和2年度 第2回(2021年2月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)電子捕獲検出器(ECD)は、飽和炭化水素化合物の測定に適している。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。
- (3)炎光光度検出器(FPD)は、有機硫黄化合物の測定に適している。
- (4)光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素化合物の測定に適している。
- (5)熱伝導度検出器(TCD)は、熱伝導度がキャリヤーガスと異なる全ての化合物を検出できる。
正答 (1)
電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲンを含む化合物など、電子を捕らえやすい化合物に高い感度をもつ検出器です。飽和炭化水素の測定には適しないので、選択肢1は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、飽和炭化水素化合物の測定に適している(誤りの記述)」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:2回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:2回論点「炎光光度検出器(FPD)は、有機硫黄化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素を検出できる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「熱伝導度検出器(TCD)では、成分気体とキャリヤーガスとの熱伝導率の差を利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)
令和元年度 第1回(2019年8月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)炎光光度検出器(FPD)は、飽和炭化水素化合物の測定に適している。
- (2)電子捕獲検出器(ECD)は、有機ハロゲン化合物の測定に適している。
- (3)水素炎イオン化検出器(FID)は、ほとんどの有機化合物の測定に適している。
- (4)光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素化合物の測定に適している。
- (5)質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報も得ることができる。
正答 (1)
炎光光度検出器(FPD)は、硫黄やリンを含む化合物に感度の高い検出器で、飽和炭化水素の測定には適しません。選択肢1は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中1回出題(出題確率4%)論点「炎光光度検出器(FPD)は、飽和炭化水素化合物の測定に適している(誤りの記述)」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:2回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物の定量に用いられる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:2回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素を検出できる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報も得ることができる。」
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第1回・2019年8月実施)
平成30年度 第2回(2019年2月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)は、無機ガスの定量に用いられる。
- (3)炎光光度検出器(FPD)は、水素過剰の水素炎中における測定対象物質中の特定の元素からの発光を分光し、定量する。
- (4)炎光光度検出器(FPD)は、硫黄化合物やリン化合物の定量に用いられる。
- (5)電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物の定量に用いられる。
正答 (2)
水素炎イオン化検出器(FID)は、水素炎の中で有機化合物がイオン化することを利用した検出器で、炭素を含む有機化合物の定量に用いられます。無機ガスにはほとんど応答しないので、選択肢2は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、無機ガスの測定に適している。(誤りの記述)」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中1回出題(出題確率4%)論点「炎光光度検出器(FPD)は、水素過剰の水素炎中における測定対象物質中の特定の元素からの発光を分光し、定量する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:1回論点「炎光光度検出器(FPD)は、有機硫黄化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物の定量に用いられる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第2回・2019年2月実施)
平成29年度 第2回(2018年2月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (2)水素炎イオン化検出器(FID)は、希ガスを検出できる。
- (3)光イオン化検出器(PID)では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される。
- (4)光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素を検出できる。
- (5)電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物などの親電子化合物を、選択的かつ高感度に検出できる。
正答 (2)
水素炎イオン化検出器(FID)は、水素炎の中でイオン化しやすい有機化合物を検出するもので、希ガスは検出できません。選択肢2は誤りです。
平成30年度第2回にも、FID は無機ガスにほとんど応答しないという論点があります。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:1回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)/同じ記述の出題:4回論点「光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素を検出できる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:1回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物の定量に用いられる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)
平成29年度 第1回(2017年8月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)炎光光度検出器(FPD)は、有機硫黄化合物の測定に適している。
- (2)電子捕獲検出器(ECD)は、有機ハロゲン化合物の測定に適している。
- (3)水素炎イオン化検出器(FID)は、無機ガスの測定に適している。
- (4)光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素の測定に適している。
- (5)質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報を得ることができる。
正答 (3)
水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適した検出器で、無機ガスにはほとんど応答しません。選択肢3は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中3回出題(出題確率13%)/同じ記述の出題:2回論点「炎光光度検出器(FPD)は、有機硫黄化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:2回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲン化合物の定量に用いられる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、無機ガスの測定に適している。(誤りの記述)」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)正しい記述頻出のおとり:全23回中4回出題(出題確率17%)/同じ記述の出題:3回論点「光イオン化検出器(PID)は、芳香族炭化水素を検出できる。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報も得ることができる。」
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)
平成28年度 第1回(2016年8月実施)
分析に関する概論
得点必須S暗記で解く
ガスクロマトグラフの検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
- (2)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
- (3)水素炎イオン化検出器(FID)は、多くの有機化合物を高感度で検出できる。
- (4)電子捕獲検出器(ECD)は、n-ヘキサンなどの飽和炭化水素を選択的に検出できる。
- (5)質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報も得ることができる。
正答 (4)
電子捕獲検出器(ECD)は、ハロゲンを含む化合物など、電子を捕らえやすい化合物に高い感度をもつ検出器です。n-ヘキサンなどの飽和炭化水素の検出には向かないので、選択肢4は誤りです。
この問題は、試験本番では得点しなければならない問題です(学習の優先度:最高)。
理由:下記の通り、ひっかけパターン「検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)」(過去23回中18回出題)に当てはまる選択肢から、容易に正答を割り出すことができるからです。
原理から解く:検出器の原理(過去23回中10回出題)
この区分は、過去の全回の出題にもとづく目安です。
出題頻度
この科目の過去23回のうち、同じ内容が出題された回数です(同じ回に重複しても1回と数えます。頻度は、問われている論点(同じ事実のまとまり)の出題回数です)。
- (1)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:7回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (2)正しい記述頻出のおとり:全23回中5回出題(出題確率22%)論点「電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (3)正しい記述頻出のおとり:全23回中9回出題(出題確率39%)/同じ記述の出題:1回論点「水素炎イオン化検出器(FID)は、有機化合物の測定に適している。」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (4)誤った記述正答(ひっかけパターンに該当):全23回中2回出題(出題確率9%)/同じ記述の出題:1回論点「電子捕獲検出器(ECD)は、飽和炭化水素化合物の測定に適している(誤りの記述)」原理「検出器の原理」:全23回中10回出題
- (5)正しい記述:全23回中3回出題(出題確率13%)論点「質量分析器(MS)は、分子構造に関する情報も得ることができる。」
FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。
なぜ?検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成28年度 第1回・2016年8月実施)