作業環境測定士試験 過去問解説

検出器と対象物質(FPD・ECD・PID・TID)

ランクA 分析に関する概論・10回出題

正しい理解

FPD:硫黄・りん、ECD:有機ハロゲン化合物、FTD/TID:窒素・りん、FID:炭化水素全般。飽和炭化水素はFPD・ECD・TIDでは感度がない。

なぜそうなるのか

検出器の名前に「何に強いか」の手がかりがある(電子捕獲=電子を捕まえやすいハロゲン)。

この罠が狙われた問題

令和8年度 第1回(2026年8月実施) 分析に関する概論 ランクA

問17

ガスクロマトグラフ分析法に用いられる検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)水素炎イオン化検出器(FID)では、水素炎中で試料がイオン化される。
  2. (2)電子捕獲検出器(ECD)では、β線照射で生じた二次電子が測定対象化合物に捕獲されることを利用する。
  3. (3)光イオン化検出器 (PID) では、グロー放電で放射される紫外線で試料がイオン化される。
  4. (4)炎光光度検出器(FPD)では、水素炎中で臭素又は塩素に特有な発光を利用する。
  5. (5)熱イオン化検出器 (TID、FTD) では、窒素やリンを含む化合物の一部が熱イオン化し、増加するイオン電流の値を利用する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和8年度 第1回・2026年8月実施)