作業環境測定士試験 過去問解説

中和・酸化還元の量的関係

分析に関する概論・原理・過去23回中1回、関連する論点が出題

原理

中和は、酸のH⁺の物質量=塩基のOH⁻の物質量。酸化還元は、授受する電子の物質量が等しい。

価数 × 物質量が等しい

この原理で解ける論点は1個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(1問)

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 分析に関する概論 失点やむなしD初見

問6

濃度18.0 mol・L⁻¹の濃硫酸1.0 mLを水で希釈して希硫酸100 mLを調製した。濃硫酸と希硫酸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)濃硫酸は、水より粘性が高い。
  2. (2)濃硫酸は、希釈時に発熱する。
  3. (3)希釈時には、水に濃硫酸を少量ずつ加える。
  4. (4)この希硫酸10 mLを中和するには、濃度0.18 mol・L⁻¹の水酸化ナトリウム溶液10 mLが必要である。
  5. (5)希硫酸の正確な硫酸濃度は、炭酸ナトリウム標準液を用いた標定により求められる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)