作業環境測定士試験 過去問解説

希硫酸の希釈・pH・中和(複合計算)

ランクC 分析に関する概論・1回出題

正しい理解

濃硫酸(18mol/L)を希釈してモル濃度を求め、硫酸は2価なので、H⁺の物質量を2倍にして、水酸化ナトリウムによる中和量を求める。

なぜそうなるのか

硫酸は2価の酸。中和は、H⁺とOH⁻の物質量が等しい点(5-5)。

このひっかけパターンが出た問題

令和4年度 第1回(2022年8月実施) 分析に関する概論 ランクC

問6

濃度18.0 mol・L⁻¹の濃硫酸1.0 mLを水で希釈して希硫酸100 mLを調製した。濃硫酸と希硫酸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)濃硫酸は、水より粘性が高い。
  2. (2)濃硫酸は、希釈時に発熱する。
  3. (3)希釈時には、水に濃硫酸を少量ずつ加える。
  4. (4)この希硫酸10 mLを中和するには、濃度0.18 mol・L⁻¹の水酸化ナトリウム溶液10 mLが必要である。
  5. (5)希硫酸の正確な硫酸濃度は、炭酸ナトリウム標準液を用いた標定により求められる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和4年度 第1回・2022年8月実施)