作業環境測定士試験 過去問解説

原子吸光は基底状態の原子の光吸収

分析に関する概論・原理・過去23回中16回、関連する論点が出題

原理

フレーム中の原子の大部分は、基底状態にあるので、原子吸光は、基底状態の原子が、光を吸収することを利用する。

この原理で解ける論点は5個あります。丸暗記ではなく、理屈から答えを導けるようにしておくと、初見の選択肢にも対応できます。

この原理で解ける問題(7問)

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

フレーム原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料溶液がフレームに導入される。
  2. (2)フレーム中でイオン化した目的元素が光源からの共鳴線を吸収する。
  3. (3)光源光がフレームを通過する位置により吸光度が異なる。
  4. (4)光源には、中空陰極ランプが用いられる。
  5. (5)定量は、検量線法により行われる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和2年度 第1回(2020年8月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

フレームを用いる金属の原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光源からは、金属原子の共鳴線が放射される。
  2. (2)試料溶液中の金属イオンは、フレーム中で原子化される。
  3. (3)原子化された金属のうち、励起状態にある原子だけが共鳴線を吸収する。
  4. (4)定量は、金属の標準溶液を用いた検量線法で行う。
  5. (5)試料溶液中の塩濃度が高い場合に生じるバックグラウンド吸収の補正には、光源に重水素放電管を用いたときの吸光度を用いることができる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第1回・2020年8月実施)

令和元年度 第2回(2020年2月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

フレーム原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光の吸収は、励起状態の原子によって生じる。
  2. (2)主として、金属元素の定量に用いられる。
  3. (3)吸収層が長いほど、吸光度が大きくなる。
  4. (4)フレームの種類により感度が変化する。
  5. (5)中空陰極ランプは、光源として用いられる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和元年度 第2回・2020年2月実施)

平成30年度 第2回(2019年2月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

フレームを用いる原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)中空陰極ランプは、光源として用いられる。
  2. (2)フレームの種類により感度が変化する。
  3. (3)主として、金属元素の定量に用いられる。
  4. (4)励起状態の原子による吸光を測定する。
  5. (5)噴霧室では、噴霧された試料のうち大きい粒子が除かれる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成30年度 第2回・2019年2月実施)

平成29年度 第2回(2018年2月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)光の吸収は、励起状態の原子によって起こる。
  2. (2)中空陰極ランプは、光源として用いられる。
  3. (3)主として、金属元素の定量に用いられる。
  4. (4)吸光度は、吸収層の原子の濃度に比例する。
  5. (5)フレームの種類によって、感度が異なる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第2回・2018年2月実施)

平成29年度 第1回(2017年8月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

金属の原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料溶液中の測定対象金属を気体状の原子にして測定する。
  2. (2)中空陰極ランプの陰極は、測定対象金属と同一の金属又はその合金からできている。
  3. (3)励起状態である測定対象金属の光の吸収を測定する。
  4. (4)吸光度は、試料溶液中の測定対象金属の濃度に比例する。
  5. (5)吸光度は、燃料ガスと助燃ガスの組成により変化する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成29年度 第1回・2017年8月実施)

平成27年度 第1回(2015年8月実施) 分析に関する概論 得点必須S原理で解く

問15

フレームを用いる原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料の吸引速度により感度が変化する。
  2. (2)中空陰極ランプは、光源として用いられる。
  3. (3)フレームの種類により感度が変化する。
  4. (4)主として、金属元素の定量に用いられる。
  5. (5)励起された原子の吸光を測定する。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)