作業環境測定士試験 過去問解説

光を吸収するのは基底状態の原子

ランクA 分析に関する概論・4回出題

正しい理解

原子吸光では、基底状態の原子が共鳴線を吸収する。励起原子やイオンではなく、発光を測る方法でもない。

なぜそうなるのか

フレーム中の原子の大部分は基底状態にある。

この罠が狙われた問題

令和7年度 第1回(2025年8月実施) 分析に関する概論 ランクA

問15

フレーム原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料溶液がフレームに導入される。
  2. (2)フレーム中でイオン化した目的元素が光源からの共鳴線を吸収する。
  3. (3)光源光がフレームを通過する位置により吸光度が異なる。
  4. (4)光源には、中空陰極ランプが用いられる。
  5. (5)定量は、検量線法により行われる。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和7年度 第1回・2025年8月実施)

令和6年度 第2回(2025年2月実施) 分析に関する概論 ランクA

問15

フレーム原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. (1)試料溶液は噴霧室に噴霧され、微粒子がフレームに送られる。
  2. (2)フレームは、一般にアセチレンの燃焼でつくられる。
  3. (3)フレームは、光軸方向に対して長く、厚さの薄い板状の形をしている。
  4. (4)フレーム中の原子が発する光の強度を測定する。
  5. (5)定量は、検量線法で行う。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)